研究課題/領域番号 |
16330069
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
白井 宏明 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (70334620)
|
研究分担者 |
大塚 英作 横浜国立大学, 経営学部, 教授 (20194201)
松井 美樹 横浜国立大学, 国際社会科学研究科, 教授 (70173789)
田名部 元成 横浜国立大学, 経営学部, 助教授 (10313462)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
10,900千円 (直接経費: 10,900千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
|
キーワード | eビジネス / サプライチェーン / ビジネスゲーム / ゲーミング / シミュレーション / ビアゲーム / ビジネスモデル / サプライチェーン・マネジメント |
研究概要 |
経営の効率化・迅速化を追求すべく変革が求められる中で、著しい進展を遂げる情報技術や通信技術を活用したeビジネスやサプライチェーン・マネジメントの重要性を多くの企業力が認識し、これらの最適戦略を模索している。そこで本研究では、この問題にアプローチする有力な手段として、ビジネスゲームというシミュレーション形態を利用してゲーミング・モデルを構築し、プレーヤ競争あるいは協調の相互作用の解析から、eビジネスとサプライチェーン・マネジメントの近似解を発見することを目的とした.このために,汎用性の高いビジネスゲームの開発および実行のための要件を整理し、それらを提供するシステムを専用サーバ上に構築し、具体的なビジネスゲームの構築を通じて、データベースとの連携、業務プロセスの表現方法などについて検討した。このシステムを用いてeビジネスおよびサプライチェーン・マネジメントのビジネスゲームを開発した,eビジネスについては、文具業界のアスクルのインターネットビジネスをモデルとしサプライチェーン・マネジメントについては、米国MITで開発されたビアゲーム(Bear Game)をモデルとした。これらのゲームを、横浜国立大学、筑波大学民間企業(シンクタンク)などで実施して、そのビジネスモデルの妥当性や最適戦略について討議し,複数の戦略が並存可能であることを確認できた。またこのプロセスを通じて、ゲーミング手法がビジネスモデル分析のツールとして有効であることが確認できた。
|