研究課題/領域番号 |
16330111
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
立岩 真也 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (30222110)
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研究分担者 |
後藤 玲子 立命館大学, 先端総合学術研究科, 教授 (70272771)
上農 正剛 九州保健福祉大学, 保健科学部, 准教授 (20320492)
樋澤 吉彦 長野大学, 社会福祉学部, 講師 (10329352)
松井 暁 Senshu University, School of Economics, Professor (90238931)
西川 長夫 Ritsumeikan University, Graduate School of Core Ethics and Frontier Sciences, Professor (00066622)
新川 敏光 京都大学, 大学院・法学研究科, 教授 (30216212)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,960千円 (直接経費: 15,700千円、間接経費: 1,260千円)
2007年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2006年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2005年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
2004年度: 3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
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キーワード | 分配的正義 / 社会運動 / 所得保障 / 労働 / 高齢者医療 / 自己決定とパターナリズム / HIV / AIDS / ALS(筋萎縮性側索硬化症) / 資源の有限性 / 高齢者福祉・医療 / 社会運動史 / 尊厳死・治療停止 / ワークフェア / ベーシックインカム / リベラリズム / 多文化主義 / パターナリズム / 性別分業・家事労働 / 障害者自立支援法 / 障害者運動 / 安楽死・尊厳死 / 規範理論 / 社会的分配 / エイズ / 労働政策 / ベーシック・インカム |
研究概要 |
◇ものや行為が生産され消費されるその過程のどこで、何が、どのように分配され提供されるべきか、それを社会のどの領域が担当するか。広義の分配的正義について、関連する事実・言説を収集・整理し、公表した。そして規範的な論を構築した。 ◇各主題について文献表、文献紹介、年表、等を作成、http://www.arsvi.comに掲載。随時更新。年間ヒット数約900万件。以下主題例。多文化主義・多言語主義、クローバリゼーションなど国家・国境に関わるもの。ベーシック・インカム等所得保障政策関連。ワークフェア、労働の義務、女性と労働等、労働と社会政策関連。ビジネスエシックス、社会的責任投資等、市場のあり方に関わるもの。パターナリズム、介助等、介入・決定や社会サービスに関わるもの。リベラリズム、リバタリアニズム、共同体主義、等、政治哲学・規範理論の諸潮流。アフリカのHIV/AIDS。ALS(筋萎縮性側索硬化症)、神経難病の人の介助やコミュニケーション。日本の障害者運動の歴史。高齢者福祉政策・医療政策。治療停止・尊厳死を巡る事態の推移・議論。 ◇多くの著書・論文が発表された。立岩の単著・共著では『ALS』『所有と国家のゆくえ』『希望について』『良い死』『流儀』『唯の生』。後3者は2008・2009年の刊行だが、本研究の成果。他に2005年開始の『現代思想』連載をもとにした著作が2009年、2010年と刊行される。後藤の論文・学会報告等も多数。上農の『言語』での連載「バベルの呼び声」が2008年に開始・終了(全12回)。◇他に(書店では販売されない)報告書として、『貧しい国々でのエイズ治療実現へのあゆみ--アフリカ諸国でのPLWHAの当事者運動、エイズ治療薬の特許権をめぐる国際的な論争』(第1部縲恆4部)『生存の争い--のために・1』『闘争と遡行・1--於:関西+』『<障害者自立支援法案>関連資料』『社会運動研究の現代的課題』『「高度成長」再論』を刊行。
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