研究課題/領域番号 |
16330151
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
的場 正美 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 教授 (40142286)
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研究分担者 |
柴田 好章 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (70293272)
近藤 孝弘 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (40242234)
松下 晴彦 名古屋大学, 大学院・教育発達科学研究科, 准教授 (10199789)
杉本 憲子 茨城大学, 教育学部, 講師 (70344827)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
16,440千円 (直接経費: 15,300千円、間接経費: 1,140千円)
2007年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2006年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2004年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 授業分析 / 発言の再構成 / 中間項 / 授業研究 / 教育現象の記述 / 解釈 / 授業諸要因 / エスノグラフィー / 授業記録 / 現象の叙述形式 / 子どもの発言 / エスノグラフィ / 体験活動 |
研究概要 |
【研究目的】本研究は、教授・学習活動の諸現象を叙述する記号ないしコードを開発し、それにもとづいた授業諸要因を抽出する分析手順と解釈方法および解釈に伴う諸問題を明らかにすることを目的としている。特に次の4の具体的な課題を解明することによって、上記の目的を達成する。1)記号の開発と可逆性による記号の妥当性の検証、2)要因の抽出と顕在化による記号の機能の検証、3)解釈に伴う諸問題の解明、4)国際比較による記号の標準化。 【記号の整理と新しい記号の開発】事例に即して開発してきた40の記号を論理的に整合性があるように整理した。関係性、概念、例示、付帯などの観点から40の記号を8のグループに分類した。それを基礎に、2007年度には、特定の概念に関する個人間のズレを表すために、次の新しい記号を開発した。『A』/(W)[B〕 説明:『A』という特定の概念に(/)ついて、(W)という人物が〔B〕という意味ないしイメージを込めている。 【可逆性の検証】記号の妥当性については、記号による記述から現象をどの程度再現できるか、その可逆性によって検証した。単純な記号の場合に、可逆性の幅が広いことが示された。 【叙述の可能性】他の教育研究の方法と比較すると、中間項(記号)を使用する点で、カテゴリー分析の方法と類似している。叙述の記号の開発は、教育現象を記述する可能性を示している。
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