研究課題/領域番号 |
16360433
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大和 裕幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (50220421)
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研究分担者 |
増田 宏 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40302757)
白山 晋 東京大学, 人工物工学研究センター, 助教授 (10322067)
稗方 和夫 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (80396770)
安藤 英幸 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 助教授 (60323440)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,000千円 (直接経費: 15,000千円)
2005年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
2004年度: 8,600千円 (直接経費: 8,600千円)
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キーワード | 知識管理 / 文書管理 / 造船設計 / 教育 / ワークフロー / 設計支援 / e-learning / オープンソースソフトウエア / オープンソースソフトウェア / 設計知 / セマンテックウェブ / 主要目設計 |
研究概要 |
ワークフローの考え方に基づいた設計知識の記述方法と設計文書の管理手法を提案し、セマンティックウェブ技術を用いてこれらの設計知識を閲覧可能な知識管理システムを実装した。開発したシステムはオープンソースソフトウエアとして"http://www.sharefast.org/"にて公開している。本システムは、設計データをすべてサーバに格納し、クライアントソフトウエアを用いてサーバ上のデータをメンテナンスする知識管理プラットフォームである。開発したシステムを用いて造船大手4社の設計部門の協力の下、以下のような試行を行った。 1.設計者が対象となる設計工程のワークフローを記述する。ワークフローはノードと矢印によるフローチャートとして記述する。ノードはワークフロー中の一つのタスクを表現する。2.記述したワークフローに関連する設計文書やCADなどの設計データをワークフローの中のノードに関連付ける。これらの文書やデータはサーバ上で管理される。3.記述したワークフローを用いて、すべてのタスクについて設計者にインタビューを行う。このインタビューを通じて、ワークフローやタスクの特徴が文書化され、以前のステップで記述されなかった設計知識がワークフローや文書に補足される。4.経験の少ない設計者がワークフローとタスクに関連付けられた文書やデータを参照しながら本工程の設計を行う。 試行を通じて対象とした設計業務の詳細な知識やCAD等の設計データが計算機上に形式知化され、経験の少ない設計者がベテラン設計者と同様の設計作業を行うことが検証された。得られた設計結果の品質も良好で、本システムによる知識の形式化と設計教育(e-learning)の有効性を示した。
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