研究課題/領域番号 |
16360451
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
菅原 勝彦 熊本大学, 大学院・自然科学研究科, 教授 (60109668)
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研究分担者 |
大谷 順 熊本大学, 工学部, 教授 (30203821)
尾原 祐三 熊本大学, 工学部, 教授 (50135315)
小池 克明 熊本大学, 工学部, 教授 (80205294)
佐藤 晃 熊本大学, 工学部, 助手 (40305008)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
13,700千円 (直接経費: 13,700千円)
2005年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2004年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | X線CT / 岩石非破壊試験 / 岩石内物質移動 / 造影亀裂投影法 / 飽和・不飽和高圧透水 / 移流拡散 / トレーサー密度時間積分 |
研究概要 |
密度構造変化のX線CT画像の工学的活用を目的として、本研究は、造影剤等を用いる汎用試験技術と鮮鋭可視化技術の精密化に焦点を絞りつつ展開され、岩石内物質移動試験法、造影亀裂投影法などの実用的試験法を開発した。たとえば、分担研究「岩石非破壊試験システムの高機能化」では、飽和・不飽和高圧透水試験システムなど各種の非破壊試験システムの高機能化に加えて、X線CTスキャナーの設備更新による高度化を達成した。また、分担研究「定常流可視化分析法の堆積岩への適用」と分担研究「造影亀裂投影法の基盤岩石への適用」では、花崗岩などの亀裂造影並びに不飽和状態の岩石内圧縮気体の鮮鋭可視化などに成功し、核廃棄物の地層処分などの未来プロジェクトに有用な基礎資料を提供した。さらに、分担研究「地質材料を対象とするX線CTに関する海外調査」では、1997年11月に熊本で開催した国際ワークショップ「International Workshop on X-ray CT for Geomaterials, GeoX 2003」に引き続き、フランスのGrenoble Universityと共同で、2006年10月に第2回国際会議「GeoX 2006」をグルノーブルで開催するため、世界の先進的研究機関を訪問し、その準備を完了した。
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