研究課題/領域番号 |
16370089
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
多賀谷 光男 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (30179569)
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研究分担者 |
谷 佳津子 東京薬科大学, 生命科学部, 助教授 (40266896)
望月 康弘 東京薬科大学, 生命科学部, 助手 (80282523)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
15,100千円 (直接経費: 15,100千円)
2005年度: 7,200千円 (直接経費: 7,200千円)
2004年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
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キーワード | 小胞体 / 小胞輸送 / 膜融合 / SNARE / アポトーシス / 細胞周期 / Syntaxin 18 / Syntaxin18 / ZW10 / ダイニン / ダイナクチン / 微小管 / ゴルジ体 / reticulon |
研究概要 |
細胞内小胞輸送における膜融合はSNARE(SNAP receptor)によって媒介されている。SNAREはより合わせコイル構造を有する膜貫通タンパク質であり、小胞に存在するv-SNAREとターゲット膜に存在するt-SNAREに分けられる。Syntaxin18(Syn18)はt-SNAREの一種であり、小胞体膜に存在している。Syn18は他のSNARE(p31、BNIP1、Sec22b)および膜表在性タンパク質(sly1p、ZW10、RINT-1)と複合体を形成している。この複合体は、細胞周期チェックポイントタンパク質(ZW10、RINT-1)およびアポトーシス促進タンパク質(BNIP1)をサブユニットとして有しているという特徴がある。本申請研究によって以下のことが明らかとなっている。 1.Syn18複合体は間期およびM期においてその量に変動はない。M期においてZW10はRod、RINT-1はRad50と複合体を形成していることが知られているが、それらはSyn18複合体とは異なる複合体である。 2.RINT-1はZW10のN末端領域で相互作用し、ZW10をSyn18複合体へ留めておく働きをもつ。 3.ZW10はHeLa細胞では小胞体に存在するが、ある種の細胞(NRK細胞など)ではゴルジ体にも存在する。ゴルジ体局在は、ZW10が微小管モータータンパク質であるdynein-dynactinと相互作用して、微小管のマイナス端(ゴルジ体近傍に存在)へ輸送されたことを示唆する。 4.ZW10は順行輸送に関与するCOPI小胞のサブユニットと相互作用しうる。 5.BH3-onlyタンパク質であるBNIP1は小胞体膜融合を直接的に司る。
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