研究課題/領域番号 |
16390072
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 長浜バイオ大学 (2005) 筑波大学 (2004) |
研究代表者 |
三輪 正直 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 教授 (20012750)
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研究分担者 |
亀村 和生 長浜バイオ大学, バイオサイエンス学部, 講師 (00399437)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
12,400千円 (直接経費: 12,400千円)
2005年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
2004年度: 6,400千円 (直接経費: 6,400千円)
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キーワード | 翻訳後修飾 / ポリADP-リボシル化 / ポリ(ADP-リボース)分解酵素 / ショウジョウバエ / ポリ(ADP-リボース)合成酵素 / 中心体 / ポリADP-リボース / p53 / ポリADP-リボース分解酵素 / 神経変性 / 細胞周期 / 細胞分裂 |
研究概要 |
中心体におけるポリADP-リボシル化タンパク質として、現在2つを同定している。一つはがん抑制遺伝子産物p53であり、もう一つは、サイクリンE/CDK2によって中心体でリン酸化を受け、中心体複製制御に関与するNucleophosmin/B23である。p53のポリADP-リボシル化部位の同定のために、まず、GST-p53融合タンパク質を大腸菌内で作成を行った。これを用いて、in vitroで全長のp53(aa 1-393)がPARP-1により、ポリADP-リボシル化を受けることを確認した。次に、ドメインごとに分けたGST-truncated p53を作成し、ポリADP-リボシル化されるドメイシを決定した。現在約40アミノ酸の長さに相当するペプチドを部分的に欠失するGST-truncated p53を作製しており、ポリADP-リボシル化を受けるペプチド領域を調べている。その結果、p53のDNA結合ドメインの一部に相当する40アミノ酸に相当する部位を欠失した場合に著明にポリADP一リボシル化が低下する結果を得ている。 抗ポリADP-リボースマウスモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマ<IOH)を以前に作成した。In vivoでポリADP-リボシル化されたタンパク質を網羅的に同定するために、この抗体カラムを作成し、中心体画分やそれぞれの細胞周期に応じた画分から、ポリADP-リボシル化されたタンパク質を分離する条件を検討している。量的な問題から、まず、In vivoでポリADP-リボシル化されるタンパク質として、PARGノックアウト・ショウジョウバエの中枢神経系で過剰にポリADP-リボシル化されたタンパク質を検出するため、そのノックアウトのハエをグラム単位で集めており、現在、その精製にかかっている。
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