研究課題/領域番号 |
16390148
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
高橋 優三 岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80094580)
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研究分担者 |
鈴木 康之 岐阜大学, 医学部, 教授 (00163014)
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 教授 (60221545)
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 助教授 (40156146)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
12,900千円 (直接経費: 12,900千円)
2005年度: 6,200千円 (直接経費: 6,200千円)
2004年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | コア・カリキュラム / 実習 / 総合カリキュラム |
研究概要 |
統合型の実習の実施 昨年度に作成した統合型の実習教材を利用し、実際に統合型の実習を試行した。場所は岐阜大学医学部、期間は4泊5日、参加大学は岐阜大学、藤田保健衛生大学、近畿大学の3大学の医学生(合計24名)と7名の教員であった。教材は、解剖、生理、病理、生化学と主な実験技術を学べる統合型教材とし、テーマとしてクラッシュ症候群を用いた。この病態生理を自らの手で作り、学生独自の視点で解析し、科学的な思考能力と技術を育成できる結果であった。 基礎医学実習用のソフトの整備 医学生物学に関する実験の技術を、学生が自主的に学べるようにビデオ教材、マニュアル、実習キットの作成をした。 臨床実習用教材の作成 診察の過程を学びつつ、それに関連した医学教材をオンディマンドで学習者に供給できるシステムの構築を進めた。すなわち、人体模型の表面に圧力センサーを埋め込み、さらにこの模型の表面に内臓の動画画像を液晶プロジェクターで投射できるシステムである。学習者は触診と問診を介してコンピュターと対話し、コンピュターが学習者に必要な音声と映像を供給する。 イラスト教材の作成 医学教材の作成には、画像が必須である。しかしながら近年の著作権と患者人権意識の高まりのため、オリジナルのイラスト作成が求められている。このため今年度は、基本的な医学教材のイラストを、昨年度に引き続き作成した。 広報活動 作成した教材を日本全国で使える形に仕上げる必要がある。このため医学教育の全国セミナーの機会に、試作教材の紹介とブラッシュアップのためのワークショップを開催した。また生理学会の教材委員会との合同セミナーを開催した。それぞれの機会に貴重な意見を収集できた。
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