研究課題/領域番号 |
16390156
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
星野 眞二郎 東大, 医学部附属病院, 助手 (10334385)
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研究分担者 |
井上 聡 東京大学, 医学部附属病院, 講師 (40251251)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
2005年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 骨粗鬆症 / 骨量 / エストロゲン / SNP |
研究概要 |
骨粗鬆症は、加齢にともなう骨量の減少と脆弱性が病的に亢進した状態と、それに基づく腰背痛や骨折などの臨床症状からなる症候群である。骨粗鬆症の薬物療法は骨折予防を最終目的とし、骨量と骨代謝マーカーを指標として行なわれる。最近、各種存在する治療薬に反応性の患者と無反応や有害事象の生ずる患者の個人差が注目されており、治療薬選択の最適化が望まれている。本研究はわが国で骨粗髭症に対して使われている薬剤として、活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤、女性ホルモン製剤、ビスフォスフォネート製剤を選び、さきに述べた受容体、応答遺伝子、標的酵素を含む骨粗鬆症治療薬に対する反応性決定候補遺伝子の多型性について、臨床的な意義を検討するとともに、その病態における意義を探索し、オーダーメード医療をめざして、骨粗鬆症薬物療法の選択法を開発することを目的とする。本年度はすでに同定されている薬物に対する受容体、応答遺伝子、標的酵素を活用する。これら骨粗髭症治療薬反応性決定候補遺伝子に対する多型、特にSNPsを選別し、遺伝子型の決定条件を検討した。まず、エストロゲン製剤に対する反応性の鍵を握るエストロゲン受容体(ERαとERβ)、同じく活性化ビタミンD製剤反応性を担う、ビタミンD受容体(VDR)とビタミンD結合蛋白(VDP)、さらにビタミンKの標的酵素であるγカルボキシラーゼ、その標的蛋白のオステオカルシンから開始し、多型の選定と解析のための条件設定に成功した。このなかで、ERα、ERβ、VDPならびにγカルボキシラーゼの多型に関して、骨量と相関する多型が得られた。次年度以降、薬剤反応性に関して検討を加える。
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