研究課題/領域番号 |
16390179
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 日本社会事業大学 (2006-2007) 東京大学 (2004-2005) |
研究代表者 |
大嶋 巌 日本社会事業大学, 社会福祉学部, 教授 (20194136)
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研究分担者 |
伊藤 順一郎 国立精神・神経センター, 精神保健研究所, 部長 (80168351)
萱間 真美 (萓間 真美) 聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (60233988)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
10,500千円 (直接経費: 10,500千円)
2006年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
2005年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
2004年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 精神科リハビリテーション / 心理社会的介入プログラム / 包括型ケアマネジメントACT / 家族心理教育 / 援助付き雇用 / 科学的根拠に基づく実践 / フィデリティ評価 / プログラム評価 / 包括型ケアマネジメント |
研究概要 |
包括型地域生活支援プログラム(ACT)に、家族心理教育プログラム(FPE)とIPS援助付き雇用プログラムを組み合わせた統合プログラム(包括型地域生活支援統合プログラム)の有効性を無作為化比較試験によって明らかにする研究の一環として、プログラムの機能評価を含む多面的なプロセス評価法を開発し、アウトカム評価との関係から効果的な援助要素を検討した。これまでプログラムの構造面の評価が中心であったプロセス評価・フィデリティ評価に、サービス機能評価を含む多面的なプロセス評価法を開発し、アウトカム評価との関係から効果的な援助要素を明らかにした。その結果、本研究では、複合プログラム統合型モデルのシステムレベルのフィデリティ評価尺度(日本版)を作成したほか、利用者個人ごとプログラムプロセスを明らかにする3種類の個別利用者フィデリティ尺度(スタッフ評価、利用者自己評価、電子カルテによるサービスコード)を開発し、アウトカム指標との関係を検討している。現在、後者の課題は継続研究によって検討を進めているが、これまでの検討では、私たちが抽出した「効果的な援助要素(プログラム要素)」とアウトカム指標との相関関係が明らかになっている。しかし、特に個別利用者単位のフィデリティ尺度では、支援の必要性との関係でサービス提供の有無を判定する方式がまだ十分に検討されておらず、この検討は今後の課題にしたい。以上の研究によって、統合型プログラムモデルの定式化・標準化に対する実証的なアプローチ法が明確になることが期待できる。
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