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肺癌発生におけるDNAメチルトランスフェラーゼの基礎的・臨床的意義

研究課題

研究課題/領域番号 16390237
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 呼吸器内科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

山口 佳寿博  慶應義塾大学, 医学部, 助教授 (30129712)

研究分担者 長谷川 直樹  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20198724)
小山田 吉孝  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00233627)
川田 一郎  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (00327503)
川村 雅文  慶應義塾大学, 医学部, 講師 (70169770)
江口 圭介  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (90232941)
研究期間 (年度) 2004
研究課題ステータス 完了 (2004年度)
配分額 *注記
11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
2004年度: 11,500千円 (直接経費: 11,500千円)
キーワード肺癌 / DNAメチルトランスフェラーゼ
研究概要

1)両親の異なる2種類の、SV40ラージT抗原および活性化rasを導入されたDnmt3b^<-/->および対の野生型のMEFに、レトロウィルスベクターであるpBabe/bleomycin単独、あるいはDnmt3^<-/-> MEFに対してはマウスDnmt3b1、3b2あるいは3b3を組み込んだものを同時に細胞に感染させ、phleomycinを用いて選定することにより、各spliced formのDnmt3bを有するMEFを作成した。これらのMEFを用いて、通常培養プレート上での細胞増殖、および0.3%ソフトアガロース内でコロニー形成能、さらにヌードマウスでの腫瘍形成能を比較検討する予定であったが、今後の検討課題として残った。
2)癌化させたNHBE細胞に対して、各spliced formの役割を個別に評価するために、各spliced formにだけ含まれるsequenceに対する2本鎖のRNAオリゴヌクレオチドを用いて、RNA interference (RNAi)の原理により、すべてのDNMT3b、DNMT3b1/3b2のみ、あるいはDNMT3b3のみを特異的にノックアウトした。特異的にノックアウトされたかどうかを各spliced formにだけ含まれるsequenceから設計したプライマー・プローブを用いて、定量的PCRにより確認した。これらの細胞を用いて、0.3%ソフトアガロース内でコロニー形成能を比較検討することにより、DNMT3bに対する阻害剤のスクリーニングを行う上で、いずれのspliced formに対してスクリーニングを行えばよいか明らかにする予定であったが、今後の検討課題として残った。
3)ヒトDNMT3b1および3b3を組み込んだバキュロウィルスベクターを用いてヒトDNMT3b1および3b3タンパクを精製し、いずれにもde novoメチルトランスフェラーゼ活性があることを確認した。
今回、研究代表者の転勤により、本研究は交付後薬約3ヶ月で計画を廃止することになったため、本研究においては研究の目的を達することができなくなった。上記の検討は今後の研究を推進するための基礎研究であった。

報告書

(1件)
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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