研究課題/領域番号 |
16390298
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
鈴木 康之 岐阜大学, 医学部, 教授 (00163014)
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研究分担者 |
加藤 智美 岐阜大学, 医学部, 助手 (90345778)
近藤 直実 岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50124714)
高橋 優三 岐阜大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (80094580)
丹羽 雅之 岐阜大学, 医学部, 助教授 (40156146)
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 教授 (60221545)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
12,800千円 (直接経費: 12,800千円)
2005年度: 4,600千円 (直接経費: 4,600千円)
2004年度: 8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
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キーワード | インターネット / テュトーリアル教育 / 小児科学 / 症例データベース / ポートフォリオ / テュートリアル教育 / 国際協力 |
研究概要 |
インターネット・テュトーリアルシステムの実用化:昨年度開発したインターネット・テュトーリアルシステムを改良し、他大学との共同授業を実施した。全国5大学、約300名の学生と教員が参加し、インターネット上で10グループに分かれ、提示されたシナリオに基づいてディスカッションを行い、自己学習とレポート作成を行った。シナリオは人生をいくつかのシーンに分けて、小児を取り巻く問題と、さらに広く社会一般問題をからめて、通常の授業では体験できないユニークな課題とした。学生はサーバー上のとシナリオを見て、学習課題、疑問点をグループ内でディスカッションし、自己学習を行った。発言はサーバーの掲示板に表示されるだけでなく、メールでメンバー全員に通知されるシステムとした。参加者アンケートで良好な反応を得た。臨床教育、大学院教育用のインターネット・テュトーリアルシステムも構築した。 症例データベースの実用化:UNIXサーバーに構築した症例データベースシステムを改良し、自己学習機能を増強した。学習者が病歴、検査所見などから鑑別診断、検査治療方針、その他のマネジメント事項を入力すると、それに対するフィードバックが自動表示され、正しい点と、不十分な点が自己学習できる。MCQ方式の小テストも実施できる。教員は学習者の記載事項を見てフィードバックや評価に利用できる。 インターネット・ポートフォリオシステムの構築:インターネット・テュトーリアルや症例データベースによる学習成果を評価する手段として、また学習者の能動性、モチベーションを高め、全人的な成長を促進する評価法としてのポートフォリオをインターネット上で入力・評価するシステムを構築した。
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