研究課題/領域番号 |
16390301
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
松尾 雅文 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (10157266)
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研究分担者 |
竹島 泰弘 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助教授 (40281141)
八木 麻理子 神戸大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (60362787)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
2005年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2004年度: 8,900千円 (直接経費: 8,900千円)
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キーワード | ジストロフィン / エクソンスキッピング / アンチセンス / Duchenne / DMD |
研究概要 |
本研究ではジストロフィン遺伝子の欠失のホットスポット領域にあるエクソンのスキッピングを誘導する核酸医薬の同定に向け、RNA/ENAキメラを合成した。そして、合成したそれぞれのRNA/ENAキメラを培養筋細胞に導入し、ジストロフィンmRNAでエクソンスキッピングが誘導される効果をRT-PCR法で検討した。その結果、エクソン45のスキッピングを誘導するRNA/ENAキメラの同定することに成功した。さらに、実際の患者の培養筋細胞へ導入し、ジストロフィンが発現することを確認した。 治療効果を細胞生物学的に明らかにするためにRNA/ENAキメラのノックアウトマウスでの治療を検討した。ジストロフィン遺伝子のエクソン52を欠失させたノックアウトマウスを治療するにはエクソン51のスキッピングを誘導させることが必要である。本研究ではエクソン51のスキッピングを誘導するRNA/ENAキメラの同定に成功した。これをノックアウトマウスに導入し、個体でのジストロフィンの発現を検討しつつある。
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