研究課題/領域番号 |
16390468
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
植村 天受 近畿大学, 医学部, 教授 (90213397)
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研究分担者 |
田中 基幹 近畿大学, 医学部, 講師 (30347562)
平尾 佳彦 奈良県立医科大, 医学部, 教授 (00133207)
吉川 和宏 愛知県立医科大, 医学部, 講師 (60109759)
上島 成也 近畿大学, 医学部附属病院, 助教授 (60213336)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
14,400千円 (直接経費: 14,400千円)
2006年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2005年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2004年度: 8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
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キーワード | 腎細胞癌 / CA9 / ペプチドワクチン |
研究概要 |
腎細胞癌に強発現する癌関連抗原CA9のHLA-A24拘束性ペプチドワクチン3種類(CA9p219、p288、p323)を開発し、第1相臨床研究から得られた免疫学的結果をもとに、より迅速に特異的CTL細胞が誘導できるペプチドワクチン療法の開発が望まれると考えられ、新しい次世代CA9ペプチドワクチンの開発に取り組んだ。臨床試験に使用したペプチドのMHCクラス1分子に対する親和性を調べたところ、最もCTL誘導能があったCA9p219がコンピュータを用いて予想した高い親和性に反し非常に低いものであった。そこで我々は、より優れたペプチドワクチン開発を目的に、既存のペプチドワクチンの改変型ペプチドワクチンやコンピュータ解析で高親和性が予想されるペプチドをさらに25種類作製し、HLA-A24に対する親和性をMHC stabilization assayにて検討した。結果はRD6128,9M15,16,17,20,9M8Yの6ペプチドが高親和性を示し、これらのペプチドの癌ワクチンとしての有用性を検討するために、腎細胞癌担癌患者の末梢血より得られた有核細胞を用いて各ペプチドに対するCTLアッセイを行った。結果は、これまでに使用してきたオリジナルペプチドワクチン(CA9P219,CA9p288)に比較し、高いCTL誘導能を示すペプチドが存在した。また、親和性にかかわらず、より高いCTL誘導能を有するペプチドも存在すると思われ、他のペプチドも含め、次世代テーラーメイド型CA9ペプチド癌ワクチンとしての有用性に関して、CIR細胞を用いたペプチド特異的なCTL誘導能とCA9陽性HLA-A24陽性癌細胞SW620に対する殺細胞効果(51Crrelease assay)について検討した。
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