研究課題/領域番号 |
16390641
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 長野県看護大学 |
研究代表者 |
内田 雅代 長野県看護大学, 看護学部, 教授 (70125938)
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研究分担者 |
竹内 幸江 長野県看護大学, 看護学部, 准教授 (00311902)
三澤 史 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (30420699)
大脇 百合子 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (00438178)
足立 美紀 長野県看護大学, 看護学部, 助教 (10457905)
丸 光恵 (丸 光惠) 東京医科歯科大学, 大学院・保健衛生学研究科, 准教授 (50241980)
駒井 志野 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (00420703)
平出 礼子 長野県看護大学, 看護学部, 助手 (60347375)
梶山 祥子 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (10152654)
石橋 朝紀子 沖縄県立看護大学, 看護学部, 教授 (80305838)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
6,400千円 (直接経費: 6,100千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 小児がんをもつ子ども / 家族 / ケア環境 / 看護師の認識 / 小児がん看護ケアガイドライン / エビデンス / 看護ケアガイドライン / 質問紙調査 / 看護実践 / 困難さ / ケアガイドライン / 小児がん看護の課題 / 苦痛緩和 / インフォームドコンセント / 支援体制 |
研究概要 |
本研究の目的は、小児がん看護に携わる看護師を支援し、子どものQOLの向上をめざしたケアを実現することを目標に「小児がん看護ケアケアガイドライン」を開発することである。この研究を日本小児がん看護研究会の研究活動と位置づけ、本研究を推進した。 1.ガイドラインの骨子の検討(平成16年度):過去5年間の文献検討および第2回日本小児がん看護研究会での演題内容の分析などを通して、研究者間で協議し小児がん看護における課題を検討した。 2.質問紙による全国調査(平成17年度):ガイドライン作成にあたり、我が国の小児がん看護の実態を把握する目的で、1)小児がんの子どもと家族のケア環境、2)小児がん看護ケアの実施と難しさに関する看護師の認識について質問項目を検討し、全国219施設の看護師を対象に調査を実施した。 3.ガイドラインの作成と検討(平成18・19年度):これまでの調査等をふまえ、ガイドラインの各項目について分担執筆し、小児専門看護師、小児がん専門医、小児がん経験者、家族の助言をもとに研究者らで協議を行い、「小児がん看護ケアガイドライン(第一試案)」を作成した。平成19年8月に研修会を企画し・参加者と意見交換をするとともに、1)研修会直後のアンケート、2)研修会3ヶ月後の郵送による調査、および研修会4ヶ月後の看護師へのグループインタビュー調査を実施した。それらの結果、小児がん看護に携わる看護師は、エビデンスのあるケアの指針や具体的なケアについての記述を求めており、平成20年3月に「小児がん看護ケアガイドライン2008」へと修正した。 今後もケアの検証を行いながら、臨床現場で役に立つガイドラインの検討をしていく必要がある。
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