研究課題/領域番号 |
16401007
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
各国文学・文学論
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
藤本 幸夫 富山大学, 人文学部, 教授 (70093458)
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研究分担者 |
小助川 貞次 富山大学, 人文学部, 教授 (20201486)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
11,000千円 (直接経費: 11,000千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2004年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
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キーワード | 朝鮮本 / 大英図書館 / アーネスト・サトウ / 訓點語 / 敦煌本 / 加點 / 大英圖書館 / 日本古鈔本 / 敦煌資料 / 敦煌寫本 / 角筆 / 訓點 / 訓讀 |
研究概要 |
イギリス大英図書館にはヨーロッパ人によって蒐集された許多の東洋書が所蔵されている。その中朝鮮本については従来本格的調査がなされていなかった。朝鮮本の中でも19世紀末に英国人外交官アーネスト・サトウによって集められた書には、江戸時代日本にあり、朝鮮・韓国の本土にない貴重本が多い。筆者は大英図書館司書Elizabeth D. Mckillop及Hamish A. Todd両氏を研究協力者とし、悉皆調査を行い、従来知られていなかった書を幾部も発見し、又すべての書について刊年等を明らかにした。研究分担者小助川は日本古書でこれまで詳細報告のないものや敦煌本の加點の調査を行い、従来知られていなかった事実を多数確認し得た。研究成果報告書には藤本・小助川の如上の成果と、M氏、H氏の大英図書館蒐集日本書と朝鮮本の所蔵経緯に関する論文を収めた。 後者は大英図書館所蔵の古文書等を用い、従来知られていなかった事実が多く明らかにされている。日本蒐蔵の大英図書館朝鮮本については、平成18年2月刊拙著『日本現存朝鮮本研究集部』(京都大学学術出版会)に著録した。
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