研究課題/領域番号 |
16401033
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 桜花学園大学 |
研究代表者 |
成田 弘成 桜花学園大学, 人文学部, 教授 (40189212)
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研究分担者 |
ブストス ナサリオ (ブストス ナザリオ / ブルトス ナザリオ) 桜花学園大学, 人文学部, 教授 (80340371)
富田 りか 東邦大学, 医学部, 講師 (90349895)
城川 美佳 東邦大学, 医学部, 助手 (10177785)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
9,600千円 (直接経費: 9,600千円)
2006年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2004年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
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キーワード | HIV / AIDS / 開発と文化 / ジェンダー / 教育と心理 / 医療人類学 |
研究概要 |
本研究は、平成16年度から平成18年度まで、感染症として特にIIIV/AIDS問題に焦点を当て、より効果的な医療援助を行う為、またその蔓延を阻害する有効な対策を立てる為、アフリカのタンザニア、中南米のメキシコ、アジアのカンボジア、オセアニアのサモアやパプアニューギニア等の対象国において、医療・教育学・人類学を中心とする学際的視点から調査を実施した。研究結果から、HIV/AIDS問題はなお途上国を中心に爆発的な増加を続け、人類の早急の問題として対処せねばならないこと、また多くの国でコンドームに対するの教育を含め、行政的対応の遅れが目立ち、医療NGOを中心とするコミュニティ主導型の対応も十分ではないこと、特定のハイリスク集団を中心とする対応よりも地域文化モデルにそった多元的医療の体制の構築が望ましいが、伝統的なセクシャリティやジェンダーといった性文化ゆえにHIV/AIDS問題についての大衆的理解が弱められている、等の発見があっだ。本研究は、本格的なHIV/AIDS対策研究の基盤となるものであり、今後の調査研究(平成20-25年)も計画している。
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