研究課題/領域番号 |
16402021
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 東京経済大学 |
研究代表者 |
植木 英雄 東京経済大学, 経営学部, 教授 (40146981)
|
研究分担者 |
齋藤 雄志 (齋籐 雄志) 専修大学, ネットワーク情報学部, 教授 (10178486)
宮下 清 首都大学, 東京都市教養学部, 教授 (50239399)
植木 真理子 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (20351265)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
12,190千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 690千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2006年度: 2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2005年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2004年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
|
キーワード | ナレッジ・マネジメント / 知の創造と共有 / 日米の自動車・情報機器企業 / アンケート・インタビュー調査 / 日米の管理者 / 統計解析 / 人材育成 / 組織学習 / インタビュー調査 / 公開フォーラム / 日米の主要情報機器企業 / アンケート調査 / 自動車企業 / 情報機器企業 / ウェブ回答 / 研究のフレームワーク / 基本仮説・作業仮説 / ウェブ質問票 / サプライチェーン・マネジメント |
研究概要 |
本研究は、「日米の先駆的な企業の実証研究から、知の創造を促す組織学習と人材育成に有効な要因を明らかにすること」を目的として、2004年に着手した。本研究では、毎年6回の研究会、研究打ち合わせ会議を行い、また、海外研究協力者3名(アメリカン大学ムロコフスキー、リノウズ両教授およびチャプマン大学のタグル教授)とも適宜意見交換を行い貴重なコメントを得ながらアンケートやインタビュー項目等の英文チェックなども加味して、研究のフレームワーク、研究仮説の検討とアンケート調査質問票を作成した。 2005年〜2006年に日米の主要な自動車・情報機器企業28社を対象にインタビュー・アンケート調査を実施した。聞き取り調査対象管理者は、日米企業で171名となり、紙・ウェブ式アンケートの有効回答は1106であった。 本研究結果に基づく研究仮説の検討とアンケート調査結果データの統計解析等を行うことにより、研究成果の中間報告として、国際ビジネス研究学会ほか関連学会の全国大会で毎年報告をしてきた。 なお、統計解析による仮説モデルの検証を補完するために、定性分析を加味する必要があり、2007年9月、研究代表者がこれまでインタビュー調査を行ったアメリカにおける主要企業の管理者や研究協力者をフォローアップ調査として再訪問し、意見交換を実施し貴重なコメントを得ることができた。 本研究成果の社会還元と討論による研究上のフィードバックを得る目的から、2007年12月22日に東京経済大学で公開フォーラムを企画・実施した。このフォーラムでは、本研究の成果報告を行い、100名を超す参加者との質疑・応答を交えて活発に討論会を行った。また、研究代表者は、日本ナレッジ・マネジメント学会の年次大会(2008年3月)で特別講演を委嘱され本研究成果を講演した。 本研究では、日米企業における知の創造を促す要因や知の実施状況と認識のギャップ要因を明らかにした点で学術的ならびに実践上の貢献ができた。
|