研究課題/領域番号 |
16402027
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
野邊 政雄 岡山大学, 教育学部, 教授 (90218347)
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研究分担者 |
水上 徹男 立教大学, 社会学部, 教授 (70239226)
馬淵 仁 (馬渕 仁) 大阪女学院大学, 国際・英語学部, 教授 (20249402)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
10,160千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2006年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2004年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 高齢女性 / メルボルン / ライフヒストリー / 集団参加 / 国際研究者交流 / 社会的支援ネットワーク / 主観的幸福感 / 生活満足度 / パーソナル・ネットワーク / 社会関係 / 高齢者 |
研究概要 |
平成17年と18年の8月から9月に、400人の高齢女性(65歳から79歳まで)に調査票を用いた個別面接調査を実施した。日本円に対してオーストラリア・ドルが高くなったり、消費税の導入やガソリン代が急騰したりしたので、面接調査の経費が当初の予想をはるかに超えるほどかかってしまった。平成17年度と18年度の科学研究費補助金のほとんどを面接調査の実施にあてざるをえなかったので、調査終了後すぐにアルバイトを雇用してデータをコンピューターに入力する作業ができなかった。平成19年度に学生を雇用して、データをコーディング・シートに転記する作業をしてもらい、業者に依頼してコンピューターに入力してもらった。ところが、平成20年の4月から岡山大学教育学部の校舎改修が始まり、個人の研究室を利用できなくなった。広いスペースがなくなってしまったので、入力されたデータをもとの調査票と照らし合わせて点検する作業ができなくなってしまった。この中断のために、そのデータを分析して、論文を執筆できていない。平成21年4月に校舎改修が完了し、個人の研究室が利用できるようになったので、平成21年8月にデータの点検作業をおこない、データの分析と論文の執筆を速やかにおこないたい。 個別面接調査をおこなった400人の高齢女性のうちの15人へ日常生活とライフヒストリーについての聞き取り調査をおこない、会話をテープに録音した。日本でそのテープ起こしをおこなった。野邊は平成19年8月にメルボルンに行き、意味が不明な点や矛盾する点を高齢女性に問いただした。平成20年に聞き取り調査の結果を分析して論文を執筆し、岡山大学教育学研究科の紀要に発表した。
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