研究課題/領域番号 |
16402029
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
社会学
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
藤田 弘夫 慶應義塾大学, 文学部, 教授 (60156875)
|
研究分担者 |
友枝 敏雄 大阪大学, 大学院・人間科学部, 教授 (30126130)
田中 重好 名古屋, 大学院・環境学研究科, 教授 (50155131)
熊田 俊郎 駿河台大学, 法学部, 教授 (10195521)
石井 秀夫 帝京大学, 文学部, 准教授 (30168174)
中西 典子 愛知大学, 教育学部, 准教授 (90284380)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2007
|
研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
|
配分額 *注記 |
14,050千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 750千円)
2007年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2006年度: 3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2004年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
|
キーワード | 公共性 / 公私関係 / 電柱 / 看板 / 空間表象 / まちづくり / パブリック / プラベイト / 街並 / 公と私 / プライベイトの概念 / パブリックの概念 / イギリスの公共性 / 中国の公共性 |
研究概要 |
今年度は研究プロジェクトの最後の年となるので、全体の会議で今後の調整を図った。 藤田弘夫と熊田俊郎が夏季ヨーロッパの調査を行った。イギリス、ドイツ、ルーマニア、トルコで本研究の課題である比較公共性の観点から調査を進めた。さらに今年は電柱の埋設化、歩道と車道の分離の状況などを焦点とした。調査地にルーマニアが加えられたのは、ルーマニアがヨーロッパではめずらしく中心市街地の電柱の埋設化をしていないためである。ドイツで多くの電線の埋設化の現場を見学したが、これまで見てきたイギリスと同様に、日本のように大がかりの工事ではなく、簡単に電柱を埋設化する技術をもっていた。また、友枝敏雄は中国の青島に出張して資料を収集した。 本研究は4年間の調査と研究会を通じて、英-中国-日本の公共関係をフィールドから探ってきた。本プロジェクトは最終報告書を作成するにあたり、収集した大量の映像資料をどのように処理するのかが、大きな課題となった。そこで、報告書では最低限の写真を使うこととした。しかしそれでも、カラー写真を使うのは多額の出費を必要とするため報告書の部数を100部程度に限り、後はCDで配布することとした。
|