| 研究課題/領域番号 |
16403009
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 海外学術 |
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| 研究分野 |
地質学
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| 研究機関 | 京都大学 |
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研究代表者 |
田上 高広 京都大学, 大学院理学研究科, 助教授 (80202159)
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| 研究分担者 |
小畑 正明 京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (20126486)
鎌田 浩毅 京都大学, 人間環境学研究科, 教授 (80303791)
石川 尚人 京都大学, 人間環境学研究科, 助教授 (30202964)
巽 好幸 海洋科学技術センター, 固体地球統合フロンティア研究センター, 領域長 (40171722)
可児 智美 熊本大学, 自然科学研究科, 助手 (60332863)
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| 研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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| 研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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| 配分額 *注記 |
13,300千円 (直接経費: 13,300千円)
2006年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2005年度: 4,100千円 (直接経費: 4,100千円)
2004年度: 5,100千円 (直接経費: 5,100千円)
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| キーワード | ホットスポット / ハワイプルーム / ピーク値比較K-Ar法 / 地球化学 / マウイ島 / オアフ島 / カウアイ島 / ハワイ島 / 同位体分析 / XRF化学分析 |
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| 研究概要 |
本研究の目的は、ハワイ諸島-海山列を対象とした高精度かつ高密度な年代・化学分析を系統的に行うことにより、ハワイプルームの様々な時間スケールにおける時空間変動を明らかにすることにある。
本研究の結果、以下の新たな事実が見いだされた。
(1)西マウイの再生期火山について、盾状期と後盾状期の溶岩37試料についての年代分析の結果、両者には明瞭な時間間隙はなく、また、後者と再生期の間には、約60万年の活動静穏期があることがわかった(Sherrod et al., in press)。
(2)オアフ島のコーラウ火山の再生期ユニットについて、全ての溶岩流から41試料を採取し年代分析を行った結果、従来知られていなかった2つの時空間パルスを持つ火山活動であることが明らかになった。下位の盾状期ユニットの年代データと合わせると、主要な火山活動の静穏期は約130万年に及ぶことがわかった(Ozawa et al., 2005)。
(3)カフウラウィ島の再生期ユニットについて、代表的な2地点で年代測定を行った結果、盾状期と後盾状期との間に明瞭な時間間隙はないことが判明した。この結果、ソレアイト質の再生期活動が存在するという従来の見解は、本島では誤りであるらしいことがわかった(Sano et al., 2006)。
(4)カウアイ島において、再生期火山ユニットを中心に採取した43試料について年代分析を行った結果、従来知られていなかった古い活動と新しい活動の存在が明らかになり、再生期の活動期間が250万年と非常に長い事がわかった。また、その前に約90万年の静穏期がある事も確定した(Tagami et al., 2005 AGU Fall Meeting招待講演、投稿論文準備中)。
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