研究概要 |
研究成果を要約すると以下のようになる. ・トランスポジショングラフにおいて半素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・バブルソートグラフにおいて半素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・バイローテータグラフにおいて内素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・バイローテータグラフにおいて半素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・焦げたパンケーキグラフにおいて内素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・不完全なパンケーキグラフの提案と内素な経路問題を解くアルゴリズムなどの提案 ・不完全なローテータグラフの提案と内素な経路問題を解くアルゴリズムなどの提案 ・パンケーキグラフにおいて半素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・パンケーキグラフにおいて節点集合間の素な経路問題を解くアルゴリズムの提案 ・故障要素を持つ焦げたパンケーキグラフにおいてハミルトン閉路とハミルトン経路を求めるアルゴリズムの提案 ・14-から17-パンケーキまでの直径計算 ・(n, k)-パンケーキグラフの提案とその性能評価 本研究では,新しい位相を含めて,いくつかのケイリーグラフを対象に,主に,途中のノードやリンクに故障が発生してもメッセージを送信する機能を保持する経路選択アルゴリズムの開発を目指し,目標を達成した.これらの成果は,超並列計算機に関する研究全体から見れば小さな貢献に過ぎない.しかしながら,超並列計算機の設計や実現において,どのような位相を選択するかは最重要課題であり,本研究成果は,今後の研究の礎として大きな意味を持つものであると自負している.
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