研究課題/領域番号 |
16500020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトウエア
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
鵜林 尚靖 九州工業大学, 情報工学部, 助教授 (80372762)
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研究分担者 |
橋本 正明 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (20253560)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2006年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | モデル駆動開発 / アスペクト指向 / モデルコンパイラ / メタプログラミング / ドメイン |
研究概要 |
本研究では、UMLベースの拡張可能なドメイン専用言語を開発した。この言語はUMLにアスペクト指向の概念を取り入れたものであり、AspectMと呼ばれる。AspectM開発支援ツールは、大きく分けて、モデルエディタとモデルコンパイラの2つからなる。 AspectMモデルエディタでは、UMLダイアグラムとアスペクトダイアグラムの編集ができる。このエディタは、UMLのメタモデル拡張という機能を提供しており、MMAP(Meta Model Access Protocol)と呼ばれるプロトコルを通じて、開発者自身がUMLのメタモデルにアクセスしその機能を拡張することができる。UMLの拡張にUML自身が使用されるため、モデリングレベルのリフレクションと捉えることができる。拡張のためのモデル記述は部品として保存でき、これを利用することによりドメインに適したモデル表記を利用することが可能になる。 AspectMモデルコンパイラは、モデルウィーバ(Weaver)とコードジェネレータから構成される。モデルベースの開発の利点として、プラットフォーム(OS、ミドルウェア、フレームワークなど)や実装言語を意識せずに、開発すべきソフトウェアの本質的な側面のみに着目してモデリングできることが挙げられる。モデルウィーバでは、モデルエディタで拡張したモデル表記を実際のプラットフォームに対応させるマッピング規則をアスペクトにより記述する。開発者自身がアスペクトを追加することによりモデルウィーバの機能を拡張することができる。
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