研究課題/領域番号 |
16500056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
メディア情報学・データベース
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安田 孝美 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60183977)
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研究分担者 |
横井 茂樹 名古屋大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (20115744)
遠藤 守 中京大学, 情報科学部, 講師 (90367657)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | コンピュータ・グラフィックス / モーション・キャプチャ / 人体動作 |
研究概要 |
本研究の成果は、モーション・キャプチャ装置並びに人体動作撮影装置から得られた人体動作情報を利用したクラシックバレエ及びゴルフスィング教育システムの開発、そのための3次元仮想環境構築並びに3次元物体インタラクションシステムの開発、そして、これらWeb教材を効果的に教授するための方法の検討である。 第一の成果では、3DCGを利用したバレエレッスン用振り付けを自動生成するシステムの開発を行った。バレエの基本ステップをモーションデータアーカイブ化し、それを利用することで、バレエ教師が振り付けを創作することを支援したり、生徒が自主学習する際の支援を行うことができる実用的なシステムの開発を実施した。ゴルフスィング教育システムでは、複数のカメラで撮影された教師のスィングをCG化し、その映像と生徒自身を鏡に映し出すことで、正しいスィングに近づけるための教育システムとした。 第二の成果では、3次元化された人体を含む仮想空間を目的に沿って効率的にレイアウトすることができる対話型デザインシステムの開発を行った。展示会でのレイアウト実験を行うことで、容易に3次元空間をレイアウトすることができることを確認した。また、操作に関する基礎的検討として、仮想空間内の弾性物体を実感覚に近い感覚でインタラクションできるソフトウェアの開発も実施した。 第三の成果では、Web教材を効果的に教授するための基礎的検討をさまざまな視点から行った。仮想人体等3次元CGを効率よく表現するためにグラフィックスプログラムコードの簡略化、共用化に関する検討を実施した。次に、人体動作教授システム等Web教育システムの利用を支援するためのナビゲーションシステムの開発を行った。また、Web教材による自主学習に加えて、実教室での教育との融合のためのシステム開発も行った。
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