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感性的な情報を調査分析するための感性パラメータ法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16500140
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性情報学・ソフトコンピューティング
研究機関東京電機大学

研究代表者

柏崎 尚也  東京電機大学, 理工学部, 助教授 (60204385)

研究分担者 柴田 良二  東京電機大学, 理工学部, 助教授 (20328529)
柴山 拓郎  東京電機大学, 理工学部, 助手 (80366385)
研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード感性工学 / 感性パラメータ / 感性情報学 / 感性情報 / 感性パラメータ法
研究概要

香りの分類における感性パラメータ手法の研究を中心に,統計的な処理が有効な結果をもたらすことを明らかにした。香水を使用する世代である社会人と,あまり香水を使う機会のない大学生を対象に,年代によって香水の評価にどのような相違があるかを調査した。調査対象として,国内外で市販されている15種類の香水をサンプルとして使用した。被験者としては,30-・40才台を中心とする社会人(43名)および19-23才の大学生(60名)からなる2つのグループで,各々男女を混合して構成した。
感性パラメータ法とSD法を併用した香水のイメージに関する調査研究の結果,SD法による結果と,感性パラメータ法による結果は大きな分類で類似性があることが分り,感性パラメータ法の妥当性を示すことができた。さらに,きわめて似ていると評価された香りがSD法および感性パラメータ法で同じものが多かった点も特記できる点である。これらの香りは大人の場合と大学生の場合で異なっており,年代に対する差異を示すものと考察された。大学生では自分の好みの香りを基準に香水を評価するが,社会人の場合には経験から香調の分類にある程度従って評価していることが分かった。クラスター分析で極めて距離の近く,類似性が強いと評価される香水同士は感性パラメータ法でもSD法でもともに近く評価されることが分かった。
本研究では,男女の違いについては調べなかったが,男性用香水,女性用香水が区別されて販売されていることを考えると,今後取り組むべき研究課題である。その場合,同性用の香水を評価する場合,異性用の香水を評価する場合で考察したいと考えている評価される香水同士は感性パラメータ法でもSD法でもともに近く評価されることが分かった。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] CLASSIFICATION OF MUSIC USING KANSEI PARAMETER METHOD

    • 著者名/発表者名
      N.Kashiwazaki, K.Okamoto
    • 雑誌名

      J.Kansei Engineering (in progress)

    • NAID

      130001756375

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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