研究課題/領域番号 |
16500482
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生活科学一般
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研究機関 | 共立女子大学 |
研究代表者 |
齊藤 昌子 (齋藤 昌子) 共立女子大学, 家政学部, 教授 (20104086)
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研究分担者 |
長崎 巌 共立女子大学, 家政学部, 教授 (20155922)
河島 一惠 (河島 一恵) 共立女子大学, 家政学部, 教授 (60086733)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 陣羽織 / 江戸後期 / 緋羅紗 / 染料 / 染色技法 / 構成技法 / 南蛮貿易 / 染織史 / 触染剤 / 染織技法 / 法量 / 形状 / 色 |
研究概要 |
本報告書は、平成16-18年度に行った江戸時代後期の陣羽織に関する調査、分析報告書である。調査した陣羽織は、昭和39年に東京国立博物館の佐藤貫一氏、山辺知行氏、今永清士氏並びに尾張一ノ宮の毛織物工業会社である艶金興業社長墨敏夫氏によって蒐集された104領の陣羽織と、共立女子大学が所蔵する2領の陣羽織である。 本研究では、その形態、構成技法、使用された衣服材料及びその素材(繊維、染料、媒染剤)を科学的に分析することにより、各陣羽織についての詳細なデータを得て、当時の染織技法及び南蛮貿易の影響を明らかにすると共に、染織史学的立場からの検討を行った。 報告書では、調査と科学分析の内容と方法、106領の写真、調査、分析結果を1点ずつ示した。さらに得られた成果を染織史学的立場から長崎巌が、形態及び構成技法の立場から河島一恵が、素材及び技法の科学分析の立場から齊藤昌子がまとめた。またこの研究に関する学会誌掲載論文4編を巻末に掲載した。
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