• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ロボット製作・ロボコンの児童・生徒に及ぼす教育的効果について

研究課題

研究課題/領域番号 16500538
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 科学教育
研究機関群馬大学

研究代表者

加藤 幸一  群馬大学, 教育学部, 教授 (80126846)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードロボット / ロボット製作 / ロボコン / 発想力 / コミュニケーション / チューター / 経験 / パス解析 / 意識の変容 / チューターの指導力 / 経験の影響 / 観察評価 / 指導・運営方法 / 創意・工夫 / メタ認知 / 問題解決能力 / ルーブリック / 作文の評価 / チュータ / コミュニケーション能力 / 創造的能力 / ロボット教材 / 興味関心 / 対人関係
研究概要

小中学生の幾つかのロボット製作・ロボコン活動を調査して、以下のことが明らかになった。
・ロボット製作・ロボコン活動には、発想力を向上させる効果が認められた
・チューターの子どもへの係わり方が良い場合、または、グループ内やグループ間のコミュニケーション促進の支援をした場合には、コミュニケーションが高いレベルで持続する。
・ロボット製作・ロボコン活動では、中学生は小学生に比べて、意識、態度、操作能力等で明らかに勝っていることが認められる。
・幾つかのロボット教室での参加者の意識や行動には違いは見られないので、教室の運営・指導の影響はほとんどないと考えられる。
経験が多いことが小学生のロボット製作・ロボコン活動を良くする傾向が見られる。また、経験の多いチューターの指導は良い傾向にある。
・マインドストームを用いた授業は、製作品の構想を考える授業に比べて、生徒の「探求心」や「工夫力」等の意識が向上する効果がある。ものづくり系ロボット教材を用いた授業は構想の授業と同程度の効果があると考えられる。
・パス解析の結果、子どものロボット製作・ロボコン活動には、チューターの指導法が大きく影響し、さらに、チューターの指導法には、「子どもの養育に対する責任感」「チューターの経験値」「ロボット製作の理解度」が影響することが分かった。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (7件)

  • [雑誌論文] ロボット製作・ロボコンにおける子どもの活動に及ぼすチューター等の影響2006

    • 著者名/発表者名
      山浦政彦
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第49回全国大会要旨集

      ページ: 112-112

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ロボット製作・ロボコンにおける子どもの活動に及ぼす指導・運営方法の影響2006

    • 著者名/発表者名
      上原志之夫
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第49回全国大会要旨集

      ページ: 113-113

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ロボット製作・ロボコンにおける小・中学生の意識及び活動の様子について2006

    • 著者名/発表者名
      山浦政彦
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第18回関東支部大会講演要旨集

      ページ: 69-70

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 小・中学生のロボット製作・ロボコン活動に及ぼす経験、指導法などの影響2006

    • 著者名/発表者名
      加藤幸一
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第18回関東支部大会講演要旨集

      ページ: 71-72

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学校総合的な学習の時間へのロボット製作・ロボコンの試み2005

    • 著者名/発表者名
      加藤幸一
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第48回全国大会講演要旨集

      ページ: 112-112

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 小学生のロボット製作・ロボコンにおける運営方法の違いとその効果2005

    • 著者名/発表者名
      山浦政彦
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第17回関東支部大会講演要旨集

      ページ: 9-10

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] ロボット教材を使った学習活動の支援について2005

    • 著者名/発表者名
      宮内光一
    • 雑誌名

      日本産業技術教育学会第17回関東支部大会講演要旨集

      ページ: 85-86

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi