研究課題/領域番号 |
16500559
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
飯高 茂 学習院大学, 理学部, 教授 (20011588)
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研究分担者 |
藤原 大輔 学習院大学, 理学部, 教授 (10011561)
中島 匠一 学習院大学, 理学部, 教授 (90172311)
水谷 明 学習院大学, 理学部, 教授 (80011716)
川崎 徹郎 学習院大学, 理学部, 教授 (90107061)
岡部 恒治 埼玉大学, 経済学部, 教授 (80087080)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 学習指導要領 / 数学基礎 / 数学教育 / 高等学校数学 / 教育課程 / 教育過程 |
研究概要 |
本研究においては主に高校学校段階での数学教育の改善・向上をはかることを目的として、様々な面から数学教育の研究をした。 平成16年度から18年度まで毎年9月と1月に数学教育の研究会「数学教育の会-夏の集会、冬の集会」を開催した。毎回、大学、高校、中学、小学校の教員および教育行政に関わる者等 数学教育関係者約80名が参加し研究発表・討議などをした。 研究会で発表・検討された具体的事項を挙げる。 1.高等学校の数学のカリキュラムはどうあるべきかについて、種々の提案・カリキュラム案・調査報告。 2.新科目「数学基礎」の実践報告。具体的な素材についても 多く発表され議論された。 3.「情報科」の教育課程や、高等学校での統計教育のあり方についての提案。 4.高等学校段階での数学教育課程において離散数学をどのように位置づけるかについての草案の公表と討論。 5.大学生の基礎学力についての調査報告や、大学での数学の補習教育についての実践報告や提案。 大学の一般教育における数学教育の実践報告。 6.高校と大学の接続や 入学試験についての提案。 7.海外の数学教育についての調査報告。 8.「創造性の基礎を培う」ための数学的活動の内容・素材や方法について発表や提案。 9.数学教育におけるコンピュータの活用について。 携帯ゲーム機によるグラフ電卓。また平面幾何や空間図形を扱うソフトウェアの紹介と活用について。 これらの研究成果や資料を冊子「数学教育研究 数学教育の会編集」にまとめ、2005年1月,2006年1月,2007年1月に出版し 各方面に200部配布した。これらは実際の教育の場で活用された。
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