研究課題/領域番号 |
16500578
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
山口 しのぶ 東京工業大学, 学術国際情報センター, 助教授 (40345369)
|
研究分担者 |
川辺 みどり 東京海洋大学, 海洋科学部, 助教授 (80312817)
石田 健一 東京大学, 海洋研究所・行動生態計測分野, 助手 (40232300)
毛利 勝彦 国際基督教大学, 教養学部, 準教授 (00247420)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2005
|
研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
|
配分額 *注記 |
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 国際開発 / ケースメソッド / 官民パートナーシップ / 参加型開発 / 養殖事業と沿岸開発 / 資源開発と地域開発 / アジアの地域開発 |
研究概要 |
本研究は、地域開発に従事している日本人専門家・教育者の仕事における体験をケースとして分析し、指導要領を含めて教材化し、これからの開発における人材育成に資することを目的としている。二年目は各研究者が前年度に行なった現地調査・詳細な情報をまとめ、分析した上でケース執筆に取り組んだ。同時に、新しいケースドラフト完成時に各ケースのモデルティーチングを行ない、学生参加者よりフィードバックを受けた。参加者のフィードバックを反映させ、ケースの最終版作成に取り組んだ。各ケースの内容は、モンゴルにおける開発プロジェクトにおけるドナー間のコーディネションの困難さ、国際開発分野における官民パートナーシップについて、熱帯アジア沿岸における漁業者と商人の関係に関するケース、海外との大学問研究交流の難しさなど、他分野に及んだ。さらには、当初の計画通り、研究協力者への執筆依頼を通じ、途上国の教育開発における問題、現地コミュニーチィー開発における重要項目について、緊急援助に関する問題点等、時事問題にも言及した形でのケースの作成を目指した。これらのケースは教材指導計画(チィーチングノート)とあわせて全7ケースが報告書に収められている。これらのケースを大学、大学院、開発機関における人材育成用の教材として出版すべく、現在出版社との交渉を進めている。
|