研究課題/領域番号 |
16500606
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
清水 英典 玉川大学, 学術研究所, 講師 (00365876)
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研究分担者 |
多賀 譲治 玉川大学, 学術研究所, 研究員 (60398724)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2004年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 情報携帯端末 / 携帯電話 / 遠隔教育 / 教育工学 / 教育システム |
研究概要 |
平成16年度は、登別温泉小学校(北海道)・神村学園初等部(鹿児島県)・カフジ明星小学校(サウジアラビア)を中心に動画教材コンテンツ配信における情報携帯端末の教育利用を検証した。これらのシステムを活用した交流学習の試みとして、同一条件下でのトマト栽培を通じ互いの地理的・気候的・文化的・社会的な特徴を情報携帯端末のテレビ電話機能及びインターネットを利用したIPTV(サウジアラビアでは携帯電話でのテレビ会議が不可能なので)を活用して学習支援を行った。 情報携帯端末の持つ簡便さと即時性は、教室間でのテレビ会議はもちろん、現地学習のように移動する学習においては特に有効である。これらの実践から、平成17年度には本研究の概要を各種学会等で発表した。情報携帯端末に対する課題として、画像と音声の更なる質の向上とより簡便な操作性を高めることがあげられた。平成16年度に行われたトマトの観察を通した交流学習は、トマトの観察が終わっても、各教育現場の教員と児童の要望から、課題を変えて平成17年度も継続的に実施してきた。これらの成果については、平成17年9月30日に、玉川大学を会場として、『平成16年度・17年度文部科学省科学研究費補助金による研究を基にした、「IP TV Conference System及び情報携帯端末を利用した教育実践シンポジウム」』を開催し、各教育現場及び関連企業から参加した参加者に積極的に報告した。当日上京出来なかった、北海道、鹿児島の発表者たちは、IPTVと携帯電話によりシンポジウム会場のコンピュータに接続し発表した。 発表内容は以下である。 (1)次世代情報携帯端末を利用した学習の展開に関する発表 玉川学園小学部「鎌倉時代」の校外学習の実践より (2)次世代情報携帯端末の教育利用の可能性 (3)遠隔地校問の交流学習(北海道←→九州←→サウジアラビア←→東京) 〜第3世代携帯電話(FOMA)を使った遠隔授業交流〜
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