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経済的中枢管理機能からみたロシアと中国の都市システム研究

研究課題

研究課題/領域番号 16500645
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 地理学
研究機関愛知教育大学

研究代表者

阿部 和俊  愛知教育大学, 教育学部, 教授 (00109365)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード都市システム / ロシア / 中国 / 経済的中枢管理機能 / 政治体制 / 連邦制 / 首都
研究概要

今年度は、研究の最終年度であり、研究成果のまとめを中心に取り組んだ。経済的中枢管理機能を指標として、ロシアと中国の都市システムを分析したわけだが、資料としてロシアについては、「Major Companies of Cis」(Graham & Whiteside社刊)を、中国については、同じく同社刊の「Major Companies of Far East」を使用した。経済的中枢管理機能とは、民間大企業の本社、支所のことを指すが、この資料をもちいた結果、対象企業はロシアは2,401社、中国は2,090社がこれに該当した。分析は、両国ともまず、これらの本社と支所を都市別に整理することから始められた。そして、支所配置からみた都市間結合の分析へと進んだ。その結果、両国はいずれも都市間結合は弱いものであることが分かった。これには、社会主義から脱却したばかりである、あるいは社会主義市場経済というシステムを採用しているということが関係していると考えられる。本社と支所の都市別の状況においても、両国では違いがみられた。それは、本社も支所も首都モスクワの地位が断然強いロシアと首都北京よりも数多くの支所をもつ上海が存在する中国との違いである。この差異が旧来の経済体制とその崩壊によるものなのか、もしくはもっと深い歴史や文化に由来するものであるかを今後検討する必要がある。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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