研究課題/領域番号 |
16510122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会システム工学・安全システム
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
大橋 正和 中央大学, 総合政策学部, 教授 (90160598)
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研究分担者 |
松野 良一 中央大学, 総合政策学部, 教授 (10365885)
堀 眞由美 白鴎大学, 経営学部, 教授 (90259036)
岡嶋 裕史 関東学院大学, 経済学部, 助教授 (10350547)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2005年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2004年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | 映像 / 電子すかし / 時刻認証 / 原本性の証明 / デジタルコンテンツ / 医療情報 / テレワーク / 長期保存 / デジタルデータ / コンテンツ / 原本性 / インターネットデータセンター / 電子透かし / 分散協調ワーク / 地域映像 |
研究概要 |
実証実験やコンテンツとしてのデータの原本性の証明と時刻認証が必要とされる分散協調ワークや医療情報システムの研究を行い研究を確立した。今後、日本でもデジタル化が推進される医療情報について患者の視点から医療組織内にあるデータをWebサービスを利用して一元的に利用できるシステムを開発した岩手県二戸市の病院のシステムについてFinlandで開かれた国際会議で発表し今後の医療データの在り方を示した。また、これらXML Webサービスによる自由な情報流通のシステムの可能性について検討を進め分散協調ワークの一つの形態であるテレワークについても研究を進めた。テレワークではどの仕事を誰がしたのかという原本性の証明が必要でこれにより仕事の評価システムや著作権や知的財産権の保護が可能になる。また、前年度から引き続いて映像のデジタルコンテンツをつかった実証実験を行いその有効性を検証するとともに、時刻認証と電子すかしによる原本性の証明の有効性を研究した。研究ではデジタルメディアの在り方や、デジタルデータの長期保存などの基礎的研究も進めそれらを、本として出版するとともに論文としてまとめ公刊した。特に、コピーが簡単に可能で複製物を改ざんすることが容易で原本がどれかという保証がしにくいデジタル・コンテンツの認証技術の研究ばかりでなく、XML Webサービスを利用したデジタルコンテンツのシステムやアプリケーションに依存しないデータ中心の仕組みの研究や、医療情報、分散協調ワークといったデジタルコンテンツを作成・利用するビジネスモデルにまで踏み込んで研究を行うことにより認証技術の背景にある利用技術まで踏み込んで研究を行った。本研究は、様々なビジネスモデルや利用形態でのデジタルコンテンツの原本性証明の認証技術の実用化に向けて基礎的な認証技術を利用したモデルの研究まで踏み込んで検討し成果を公表した。
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