研究課題/領域番号 |
16510160
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
日高 雄二 近畿大学, 理工学部, 准教授 (70212165)
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研究分担者 |
山口 宏 関西学院大学, 理工学部, 准教授 (10252719)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
4,340千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 分子内シャペロン / 前駆体 / ペプチドホルモン / プロ領域 / フォールディング / ウログアニリン / プロセッシング / フォールデイング / シャペロン / ナトリウム利尿ペプチド / ペプチドホルモン前駆体 |
研究概要 |
ペプチドホルモンのプロセッシングにおける前駆体蛋白質の立体構造形成の意義を明らかにすること、およびプロ領域の分子内シャペロン機能を有効利用することを目的として、以下の点に焦点を絞り、研究を行った。 1.プロウログアニリンの立体構造解析:本研究により得られた結晶化条件を精密化し、再現性良く単結晶を得る条件を見出した。その結晶について、Spring8の高輝度放射光により得た情報を元に、構造解析の計算を行っている。現在、野生型について、回折収集を終了し、位相決定のために重原子置換法を試みたが位相決定には至らなかったため、コバルト線源での測定を検討している。 2.プロペプチドの分子内シャペロン機能を利用した新規生理活性ペプチドの創作:これまで、2種類の新規生理活性ペプチドを組込んだ前駆体蛋白質を大腸菌から発現させる系を確立することができたため、そのフォールディング機構と結晶化条件の検討を行った。その結果、分子内シャペロン機能を利用した新規生理活性ペプチドの創作手法を確立することができた。 3.他の前駆体蛋白質:前駆体蛋白質として、ヘプシジン、オレキシン、ナトリウム利尿ペプチドの前駆体を遺伝子工学的に大腸菌から発現する系を構築し、それぞれのフォールディング機構について検討した結果、プロ領域が成熟体のフォールディングに影響することが示唆された。
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