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中国古典通俗文芸研究のための書目データベースの構築と公開

研究課題

研究課題/領域番号 16520212
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 各国文学・文学論
研究機関関西大学

研究代表者

二階堂 善弘  関西大学, 文学部, 教授 (70292258)

研究分担者 中川 諭  大東文化大学, 文学部, 助教授 (20261555)
中里見 敬  九州大学, 大学院・言語文化研究院, 助教授 (30250963)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,600千円 (直接経費: 3,600千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワード中国古典 / テキスト処理 / データベース / 書目 / 図書目録 / 中国小説 / 電子テキスト処理
研究概要

近年のIT化の進展にともない、台湾・中国・アメリカなどを中心に、中国語文献のデジタルデータ化には目を見はるべきものがある。中国古典通俗文芸の分野においても、いまや基本的な文献はほぼデータ化された感があるし、あわせて貴重な資料を画像化する動きも見られる。こうした一次資料のデータ化の重要性はいうまでもないが、書目のような研究上不可欠な二次資料が、書籍形態のままに放置され、研究資料として必ずしも十分に利用されていない現状に着目したのが本研究の第一の特色である。また、幾つかの書目を横断的に検索するには、コンピュータがきわめて有効である点に着目し、書目をデータベース化し、公開することによって、国内外の研究者に大きな利便性がもたらされるだけでなく、書目を活用した様々な研究の進展が期待されることが、本研究の最大の意義である。
平成16年度には、『彙刻書目』及び『宝文堂書目』『百川書志』『徐氏家蔵書目』『曲品』『古今書刻』のデータ化を行った。このデータをインターネットにおいて公開すべく加工を行い、形式を整えた。校正は、二階堂・中里見・中川の三名で分担して行っている。さらに『明代版刻綜録』『全明分省分県刻書考』『稿抄本明清蔵書目三種』などのデータについて、電子テキスト化及びUTF-8化を試みている。
平成17年度については、これらのデータについて多漢字処理を施し、関西大学文学部の二階堂のサイト(http://www2.ipcku.kansai-u.ac.jp/~nikaido/)において公開を行った。なお、これに付随してUTF-8とPer1スクリプトによる多漢字データの検索システムの構築を試みている。またMicrosoft Accessによるデータベース化も行った。いずれも今後逐次公開の予定である。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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