研究課題/領域番号 |
16520316
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
土屋 順一 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 准教授 (10262213)
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研究分担者 |
土屋 千尋 帝京大学, 文学部, 教授 (00242389)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 誤用分析 / キーボード入力 / ビリーフ / 二言語話者 / 言語習得 / 日本語学習歴 / 作文 / CAI / 訂正 |
研究概要 |
二言語話者日本語学習者および対照群としての単言語話者日本語学習者に対して、日本語キーボード入力の過程のディスプレイ表示を録画する調査と、日本語学習に関する自己評価・他者評価などに関する半構造化面接調査をおこない、データを収集した。入力過程を録画した映像を再生チェックし、データベース化し、先行研究から集積したデータは570名分になった。 調査でえられた結果は以下のとおりである。 1.二言語話者の日本語運用能力が単言語話者よりもたかい(誤入力率がひくい)という事実は確認できなかった。 2.誤入力率がひくくないにもかかわらず、朝鮮語・北京語話者は朝鮮語話者と北京語話者のいずれよりも日本語学習者としての自身をたかく評価している。 3.モンゴル語・北京語話者の誤入力のパターンは、モンゴル語話者のものとはことなり、北京語話者のものと非常にちかいが、モンゴル語・北京語話者は、北京語話者よりも自身をたかく評価している。 4.チベット語話者は、北京語話者に頻繁にみられる破裂音の有声無声に関する誤入力をまったくしなかった。
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