研究課題/領域番号 |
16520364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
竹内 理 関西大学, 外国語教育研究機構, 教授 (40206941)
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研究分担者 |
小山 敏子 大谷女子大学短期大学部, 海外コミュニケーション学科, 専任講師 (20352974)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 携帯型電子辞書 / 学習効果 / 処理の深さ / 検索行動 / 辞書検索方略 / 学習法略 / 電子辞書 / 英語教育 / 学習方略 |
研究概要 |
携帯型電子辞書の「学習効果」の実証的検証ならびに「検索行動」に関して研究を進め、その成果を国際学会2回、全国大会3回で発表した。また、論文の投稿も積極的にすすめ、国際学会Proceedings(FLEAT-V:英文)および国際研究誌(CALICO Journal;英文)に論文を投稿し、それぞれ受理された。さらに、国内学会の研究誌に1編論文を投稿し掲載された。 実証研究の主要な成果は、以下の5点に要約することができる、つまり、日本人大学生英語学習者(上級、中級、初級)を対象とした場合、 1)携帯型電子辞書を利用した場合、単語等の検索頻度は(統計的にみて)有意に上昇する 2)電子辞書を利用した場合、単語等の検索速度は(統計的にみて)有意に上昇する 3)電子辞書を利用した場合、既知の単語でも確認のために検索する傾向が顕著に認められる 4)にもかかわらず、英文の内容理解得点は、検索頻度に比例する形では向上しない(2種類の研究で確認) 5)英語上級学習者と初級学習者の間には、電子辞書の検索方略に質的な違いが認められる これらの実証的な研究の成果をうけて、研究発表や論文では、理論的考察を行ったほか、検索回数の増加を理解の向上につなげるための「検索行動」(辞書検索方略)について、上級学習者の質的研究をもとに、教育的示唆の提示を試みた。
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