研究課題/領域番号 |
16520422
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
渡辺 信一郎 京都府立大学, 文学部, 教授 (10031618)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,750千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2006年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 楽制 / 雅楽 / 清商楽 / 鼓吹楽 / 燕楽 / 散楽 |
研究概要 |
本研究は、『魏書』楽志の校訂・訳注作業をつうじて、北朝楽制関係史資料を集積し、『魏書』楽志本文のできるだけ正確な理解にもとづいて、北魏楽制・音楽文化の国制に占める独自の構造を明らかにすることを第一の目標とする。『魏書』楽志の校訂・訳注作成は、漢魏以来の中国伝統の音楽文化・楽制と胡族の音楽文化との相互関係、及びそこから生み出された楽制構造を解明し、つづく隋唐期の政治文化・政治秩序の特質を解明するための基礎作業となる。 この四年間の研究をつうじて、私は、当初目標としたすべての課題を達成し、その成果に基づいて研究報告書を作成した。報告書は、第一部「天下大同の楽-隋の楽制改革とその帝国構造」、第二部「『魏書』楽志訳注」・「『魏書』楽志解説」、第三部「北朝史研究文献目録稿」からなる。第二部「『魏書』楽志訳注」は、本邦初の日本語訳注である。第一部の研究篇とあわせて、西晋永嘉の乱以後、隋・唐初期にいたるまでの楽制史の沿革を実証的基礎作業をふまえて叙述することができた。第三部は、第一部・第二部の研究を遂行するに際し、北朝史全体の研究動向を把握するために作成したものであり、本研究の周辺を理解するための工具書である。
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