研究課題/領域番号 |
16520439
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
西洋史
|
研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
馬 暁華 大阪教育大学, 教育学部, 助教授 (30304075)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
3,700千円 (直接経費: 3,700千円)
2006年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | アジア系移民 / 多文化社会 / 移民博物館 / 国民統合 / 中国人移民 / 日系移民 / アイテンティティ / ヒトの国際移動 / 中国系移民 / 共存 / アジア系アメリカ人 / 多文化主義 / 多文化社会の構築 / アジア系移民博物館 / アジア系移民と国民統合 / アジア系移民のアイデンティ / アイデンティティ / 全米日本人移民博物館 / 中国人移民博物館 / 国民の統合 / 人種集団 |
研究概要 |
経済のグローバル化の進展により、ヒトの国際移動がいっそう加速されている。国境の壁を超え、「他者」との共生を実現するために、世界各国の人々がどのように相手の違い、民族・人種の違いを互いに認め合う寛容の精神や知恵を身につけることができるか、という新たな課題に迫られる。冷戦後、世界の紛争の主な原因は人種・民族・宗教の違い、総じて文化の違いの問題へと集中してきており、至るところで多文化の共存の可能性が求められている。 本研究は、アメリカ社会におけるアジア系移民のアイデンティティの変容過程を、全米日系移民博物館と中国人移民博物館の設立と展示を分析し、米国における国民統合の実態を解明することを目的としている。また全米日系移民博物館と中国人移民博物館の成立過程と展示を比較しながら、米国の多文化主義のあり方および多文化共存社会の構築の実態を明らかにしたい。
|