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コミンテルン・パンアメリカン・エイジェンシーの基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16520445
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 西洋史
研究機関九州大学

研究代表者

山内 昭人  九州大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (00124850)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードコミンテルン / パンアメリカン・エイジェンシー / 片山潜 / アメリカ共産党 / メキシコ共産党 / 在米日本人社会主義団 / 国際社会主義
研究概要

本研究は,コミンテルン・パンアメリカン・エイジェンシーの総合的研究を将来にわたってめざし,期間内にそのための基礎的研究を行った。具体的には、以下の2点である。
1.最初に,同エイジェンシーの全貌を掴むため,1921年4月初めメキシコに拠点をおいたエイジェンシーの議長片山潜を中心にモスクワのコミンテルン本部へ密送した報告書,および南北アメリカの同志たちに送付した声明や書簡など基本史料35点を精選し,編集のうえ,本報告書の第II部の史料篇に105頁にわたっておさめた。
2.次に,それら史料および関連文献のチェックにより,同エイジェンシーの活動実態の解明に着手し,当初の計画では,コミンテルン本部による解散決定の経緯とその背景を明らかにすることまでを果たすことにしていたのだが,さらに研究を進めることができた。すなわち,史料および関連文献を包括的にほぼ渉猟でき,それらをほぼ分析し終え,同エイジェンシーの活動全体を,カナダおよび南米関係を除いて,概括的に捉えることができたので,(すでに考察済みの片山および在ニューヨークの在米日本人社会主義団メンバーを通じての日本との関係を除いて)それらの研究成果を,第I部の研究篇に85頁にわたっておさめた(ただし,資金の分析およびそれを通じての活動把握は込み入っているため,後日の機会に委ねる)。
その際,章節ごとにおおよそ編年体で各史料の分析に即した叙述のスタイルを採用してある。本報告がもっぱら第一次史料の渉猟・分析にもとつく基礎的研究である所以である。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] Sen Katayama, the Japanese Socialist Group in America and the Early Comintern2007

    • 著者名/発表者名
      Akito Yamanouchi
    • 雑誌名

      The Early Comintern and East Asia (written & edited by Research Group for the Early Comintern and East Asia)(published by Fuji Shuppan)

      ページ: 85-133

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [図書] 初期コミンテルンと東アジア2007

    • 著者名/発表者名
      「初期コミンテルンと東アジア」研究会 編著
    • 総ページ数
      348
    • 出版者
      不二出版
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書 2006 研究成果報告書概要

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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