研究課題/領域番号 |
16530097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
土倉 莞爾 関西大学, 法学部, 教授 (00067703)
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研究分担者 |
田口 晃 北海学園大学, 法学部, 教授 (30113583)
野田 昌吾 大阪市立大学, 大学院・法学研究科, 助教授 (50275236)
伊藤 武 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, COE特任講師 (70302784)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
2005年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | キリスト教民主主義 / EU議会選挙 / 冷戦終了 / カトリック政治思想 / ドイツ連邦議会選挙 / ベルギー / スイス / イタリア第1共和制 / キリスト教社会党 / UDF / MRP / 中央ヨーロッパ / EU / CDU / CSU / アデナウアー |
研究概要 |
平成17年度は3回の共同研究会を実施できた。すなわち、平成17年6月26日(名古屋大)、11月26日(北海学園大)、平成18年3月10日(東京大)の3回である。これらの共同研究会で各自が平素取り組んでいる研究成果を報告し、熱のこもった議論を展開した。 個人別に見て行くと、土倉莞爾は論文「ベルギー・キリスト教民主主義試論」(『関西大学法学論集』55巻3号)において、キリスト教民主主義のベルギー的形態について考察を進めた。また、共訳作品として、翻訳「講演:パスカル・ペリノー『2004年EU議会選挙におけるヨーロッパ懐疑主義の伸張について』」(共訳大久保朝憲・友谷知己)(『関西大学法学論集』55巻1号)と翻訳「エマヌエル・ヘラールスティヴァン・ファン・ヘッケ『ヨーロッパのキリスト教民主主義-冷戦終了以降の下降と上昇-』」(共訳古田雅雄)(『関西大学法学論集』55巻3号)を刊行した。共同研究会では「ベルギー・キリスト教民主主義試論」を報告した。 田口晃は、「スイス・キリスト教民主主義の衰退」と「書評:村松恵二『カトリック政治思想とファシズム』(創文社、2006年)」をさきの共同研究会で報告した。 野田昌吾は「「危機・選択・変化」の政治学-『危機・選択・変化』再訪-」(『法学雑誌』52巻1号)「グローバル化のなかのヨーロッパ協調政治」(高橋進他編『ヨーロッパ・デモクラシーの新世紀』、早稲田大学出版部、所収)を刊行した。共同研究会では「2005年ドイツ連邦議会選挙について」を報告した。 野田昌吾は「「危機・選択・変化」の政治学-『危機・選択・変化』再訪-」(『法学雑誌』52巻1号)「グローバル化のなかのヨーロッパ協調政治」(高橋進他編『ヨーロッパ・デモクラシーの新世紀』、早稲田大学出版部、所収)を刊行した。共同研究会では「2005年ドイツ連邦議会選挙について」を報告した。 各自、それぞれの研究は多様性をはらみながらも、キリスト教民主主義と西ヨーロッパ政党制を軸として、研究の深化が見られる。
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