研究課題/領域番号 |
16530106
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
佐藤 幸男 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (00162496)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2007
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研究課題ステータス |
完了 (2007年度)
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配分額 *注記 |
3,740千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2006年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | グローバル化 / WTO / BRICs / 食糧主権 / 途上国外交 / 地球市民社会 / NGO / 世界公共秩序 / グローバルヒ化 / BRICS / 途上国 / 外交態様 / グローバリゼーション / WSF(世界社会フォーラム) / フェア・トレード / 南北問題 / 飽食と飢餓 |
研究概要 |
食の安全・安心が叫ばれる一方、食糧資源をめぐるグローバルな競争が激化し、人びとの「食」にたいする関心が日増しに高まってきている。本研究では、こうした現状認識にもとづいて、生産国と消費国との格差拡大の要因をグローバル化構造に求めて分析をおこない、あらたな南北問題の局面を解析してきた。その結果、あたらな自由貿易機構として発足し、活動してきているWTO(世界貿易機関)による世界公共秩序統治の課題や、「食」のグローバル化構造から生起しているこんにちの食糧危機が不可避的関係であることを突き止め、その実態を把握することとなった。なかでも、BRICsと呼ばれるブラジル、ロシア、中国、インドの経済的台頭は著しいなか、WTO体制下での農業分野での合意が遠ざけられた背景にはこれら諸国間の連携外交が功を奏していることを解明するにいたった。 さらに、「食」のグローバル化構造は、投機資本によって食糧危機の様相を深めようとしている現在、見逃すことができないこんにち的な問題となり続けていることをみれば、時期を得た研究課題であったといえる。
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