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市場構造の変化に関する基礎的研究-複雑適応系としての市場経済のふるまいについて-

研究課題

研究課題/領域番号 16530123
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 理論経済学
研究機関青森公立大学 (2005)
旭川大学 (2004)

研究代表者

小野崎 保  青森公立大学, 経営経済学部, 教授 (10233595)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2005年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2004年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード独占的競争 / 寡占 / 複雑適応系 / 限定合理性 / シミュレーション / 市場構造 / 独占
研究概要

まず,産業構造の変化に関するデータ収集をおこなった.国内外を問わずさまざまな関係団体に問い合わせをしたり,できる限りの手段を通じて資料を調べたりしたが,市場構造の変化を統計的に解析可能ならしめるだけのデータ(月次データ)は残念ながら存在しない,と断ぜざるを得ない結果となった.
データの収集作業にかなりの時間と労力を費やさざるを得なかったため,理論モデルの構築については見送り,シミュレーション・モデルの改良のみに着手した.これまでのところ,(1)消費者集団の行動を記述するため遷移確率を用いた統計物理学的な手法を導入し,(2)企業行動を記述するため強化学習のアルゴリズムを導入した.
今後の展開としては,以下のものを考えている.
(1)消費者が購入対象企業を変更する遷移確率に関する重要なパラメータを内生化し,企業の宣伝・広告などの影響でこのパラメータが変化するメカニズムを組み入れる.
(2)エージェントである消費者および企業に学習プロセスを導入し,より知的な振る舞いをするように改良する.
(3)企業の戦略的行動として広告投資などを通じたブランド戦略を組み入れる.

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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