研究課題/領域番号 |
16530272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東京国際大学 (2005) 日本福祉大学 (2004) |
研究代表者 |
武上 幸之助 東京国際大学, 国際関係学部, 教授 (90236448)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2005
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研究課題ステータス |
完了 (2005年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 産業再生 / ベンチャー・イノベーション / 技術と経営管理 / プロダクト・デザイン / 経営戦略 / 仮想市場モデル / 技術移転 / IT革新 / インベーション / 市場成果 / 技術戦略 / 国際製品市場 / 産業発達 / 需要予測モデル / 製品市場拡散モデル / 半導体製品技術 / オプティカル製品技術 |
研究概要 |
本研究は、特に産業技術の持つ生産技術を、特に製品技術レベルをブレークダウンし、製品市場との需要適合をどのように策定するか需要と技術の適合モデルを考察し、企業、一般に提案するものである。製品技術の性質は、著しく市場需要により決定される。 産業再生にあたり旧来の技術と製品市場モデルを再考し、ハイテク志向であることよりも市場志向であること、また技術は本来、経営管理という基軸により創出されることを訴えた。 本研究の構成は、昨今のIT技術の市場適用をモデル化し、技術の市場志向性を米国ビジネスモデルを中心に考察し、その評価と若干の検定を試み、産業再生の手法を考察した(第一章)。次いで市場志向技術の創出についての市場と技術のモデル化を試みた。ここでは従来市場技術モデルの系統分類とエージェントの分析を中心に評価を試みた(第二章)。第三章では、研究開発マネジメントと技術移転の関連について、技術導入と技術交流、移転について市場技術モデルを考察した。その中で、技術開発のもつ不確実性について市場モデルでの産業技術創生支援の重要性を指摘した。第四章ではドイツ滞在、ドイツ系企業での訪問見学、研修で得られた技術モデルについて、米国系技術モデルとは異なる視点から日本企業に対してのプロダクト・デザインの方向性を示した。 産業再生に技術支援により技術開発、育成を図る重要性は論を待たぬが、米国、ドイツ系企業社会の経営管理と経営風土に技術共生志向が要点になることを指摘した。
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