研究課題/領域番号 |
16530283
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
商学
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
住谷 宏 東洋大学, 経営学部, 教授 (70163061)
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研究分担者 |
宮村 健一郎 東洋大学, 経営学部, 教授 (90211599)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
2006年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
2005年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 地域金融機関 / サービス・マーケティング / 金融サービス業 / ヒアリング調査 / ケース・スタディ / データ分析 / インタラクティブ・マーケティング / 事例研究 / 地銀 / 信用金庫 / リレーションシップ・バンキング / 成長戦略 / アンケート調査 / 損益計算書分析 / 経費 / 役務取引 / サービスの見直し / 渉外担当 |
研究概要 |
3年間で以下の事を実施した。 (1)地域金融機関21(地銀9行、信用金庫12金庫)および、地銀協会、全国信用金庫協会、東北信用金庫協会の3団体にヒアリング調査を行った。 (2)信用金庫に対するアンケート(信用金庫の金融サービスの提供姿勢に関するアンケート調査:有効回収272票)のデータ分析を行った。 (3)地銀に対するアンケート調査(発送数111回収26、有効回数数24)を実施し、データ分析を行った。 (4)東京スター銀行の事例研究をまとめた。 (5)信用金庫や地銀のアンケート調査データによって、金融機関のサービス・マーケティング変数と業績との因果分析を行った。ここからはサービス・マーケティング変数が業績の一部を説明することが発見された。 平成16年から平成18年までの大きな変化のひとつは、「金融サービス業」という言葉に代表されるように金融業はサービス業であるという認識が広がったことである。そのため、サービス業である地域金融機関には、サービス・マーケティングが求められている。 我々は、地域金融機関にたいするヒアリング調査を積み重ねながら、この変化を実感したため、サービス・マーケティングの枠組みから地域金融機関を捉える努力をし、さらにヒアリング調査を積み重ねた。その上で、データ分析を行ったので上記(5)の結果を得ることができた。 しかし、同時にサービス・マーケティング・トライアングルの3つのマーケティングのマーケティング手段が明確ではない。そのため、サービス・マーケティングの研究を進展させる必要がある。今後の課題は、今回の分析結果を参考にして、新たに仮説・検証型の研究をすることである。
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