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循環型ロジスティクス・チャネルにおけるガバナンスメカニズムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530287
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 商学
研究機関大阪経済大学

研究代表者

藤本 寿良  大阪経済大学, 経営情報学部, 教授 (70140184)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
2,700千円 (直接経費: 2,700千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2004年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードロジスティックス・チャネル / リサイクル / ガバナンス・メカニズム / 廃棄物 / 循環型社会 / ロジスティクス・チャネル / リバース・チャネル / ガバナンスメカニズム / エコタウン / 循環型ロジスティックス・チャネル / 食品廃棄物
研究概要

大量生産-大量消費-大量廃棄という従来型の経済システムは、循環型社会システムへの移行を迫られており、わが国をはじめとする先進諸国において、緊急の課題の1つとなっている。本研究では、それを循環型ロジスティックス・チャネルという観点からとらえ、そのシステムがうまく作用するためには、どのようなガバナンスメカニズムが必要であるかという角度からこの問題に取り組んだ。従来の商品の流通であるチャネルをフォワード・チャネルとし、商品の消費後の廃棄物を出発点とするバックワード・チャネルあるいはリバース・チャネルが、フォワード・チャネルと結びつくことによって、その循環を循環型ロジスティックス・チャネルとして概念化した。さらにこのロジスティックス・チャネルは、そのフォワード・チャネルとおなじチャネルを基本的に逆流する「閉じたロジスティックス・チャネル」とフォワード。チャネルとは別のルートで逆流する「開いたロジスティックス・チャネル」に分類され、それぞれの特徴が示された。
次に、このそれぞれのロジスティックス・チャネルにおけるガバナンスメカニズムの違いを明らかにするために、それぞれのチャネルにおける参加主体の違いと、そこでの役割の違いが、それぞれの参加主体の行動原理や目的意識の違いを基礎として、どのようなガバナンスメカニズムの違いとなっていくかについての分析を行った。この分析を確かめるために、研究期間中に行ったいくつかのヒアリングに基づく事例研究をはじめ、インターネットや各種文献・資料を通じて収集した事例を取り上げながら、そのガバナンスメカニズムについて論じた。
市場(価格)、ヒエラルキー(権限)、ネットワーク(信頼)という3つの基本的ガバナンスメカニズムのタイポロジーを使いながら明らかになったことは、それぞれがそのガバナンスメカニズムとして独自性を持ちながらも、そのどれか1つが使われるという排他的な関係ではなく、現実にはそのいずれかを基本としながらも、他の2つを補完的に組み合わせるという重層的な関係としてとらえるべきであるという結論が得られた。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件)

  • [雑誌論文] Governance for Environmental Logistics Channel : From One-way to Circulated Channel2006

    • 著者名/発表者名
      藤本寿良
    • 雑誌名

      The Proceedings of the 2006 SMA Annual Conference

      ページ: 125-128

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Governance for Environmental Logistics Channel : From One-way to Circulated Channel2006

    • 著者名/発表者名
      Hisao Fujimoto
    • 雑誌名

      The Proceedings of the 2006 SMA Annual Conference

      ページ: 125-128

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Governance for Environmental Logistics Channel : From One-way to Circulated Channel,2006

    • 著者名/発表者名
      藤本寿良
    • 雑誌名

      The Proceedings of the 2006 SMA Annual Conference

      ページ: 125-128

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] Cooperation and Trust. for Successful Environmental Logistics Channel2005

    • 著者名/発表者名
      藤本寿良
    • 雑誌名

      The Proceedings of Global Business and Technology Association Conference

      ページ: 320-328

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Cooperation and Trust for Successful Environmental Logistics Channel2005

    • 著者名/発表者名
      Hisao Fujimoto
    • 雑誌名

      The Proceedings of Global Business and Technology Association Conference

      ページ: 320-328

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Cooperation and Trust for Successful Environmental Logistics Channel2005

    • 著者名/発表者名
      藤本 寿良
    • 雑誌名

      The Proceeding of Global Business and Technology Association Conference

      ページ: 320-328

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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