研究課題/領域番号 |
16530326
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
山中 浩司 大阪大学, 人間科学研究科, 助教授 (40230510)
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研究分担者 |
橋本 満 甲南女子大学, 人間科学部, 教授 (50110763)
心光 世津子 大阪大学, 医学研究科, 助手 (60432499)
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研究期間 (年度) |
2004 – 2006
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研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
2006年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2005年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2004年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 標準化 / 電子カルテ / コミュニケーション / 情報技術 / 専門職 / 医師-患者関係 / 臨床文化 / 医療社会学 / 医療コミュニケーション / 医療の合理化 / EBM / 臨床社会学 |
研究概要 |
平成18年度は、2医療機関でのアンケート調査の分析を行い、引き続きインタビュー調査を医療機関にて行った。また、以下の学会報告を行った。 平成18年5月27日第57回関西社会学会工藤直志・山中浩司「電子カルテ導入が医療現場に与える影響について-医師へのインタビュー調査から-」竹内慶至「医療現場と情報技術-看護師と電子カルテシステム-」 平成18年11月26日第26回医療情報学連合大会(箕面市立病院との共同研究報告)山本威久、三宅浩之、工藤直志、山中浩司、吉川宣輝「電子カルテ利用に関する職員アンケート調査」 平成19年4月19-22日マッギル大学におけるワ一クショップThe Institutions of Objectivityに研究代表者が招待参加し、Standardation of Method : Motivation, Modality and Agenciesを報告予定また、2007年2月には1医療機関でアンケート調査を実施、2-3月に2医療機関でビデオインタビュー調査を実施、ビデオクリップをテーマごとに分解し再編集し、ディスクにまとめた。また、1医療機関で、システムダウン時のシミュレーション訓練に参加、撮影とインタビューを行った。 先行研究のレビュー、機関アンケート、医療スタッフアンケート、インタビュー調査のデータ(尾崎ほか)をもとに、研究代表者・分担者・調査協力者で分析検討を行い、報告書にまとめた。この結果は、電子カルテの普及の歴史、影響に関する先行研究のレビュー、医療者の負担・コミュニケーションに及ぼす影響(山中)、電子カルテが患者の語りに及ぼす影響(橋本)、医療専門職のコミュニケーション(竹田)、CMCとの対比における電子カルテ(工藤)、導入による看護業務の変容(竹内)、看護記録への影響(心光)の各論文にまとめられている。
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