• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

環境条件からみた痴呆性高齢者の介護に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16530368
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会福祉学
研究機関岩手県立大学

研究代表者

鈴木 聖子  岩手県立大学, 社会福祉学部, 助教授 (40305272)

研究期間 (年度) 2004 – 2006
研究課題ステータス 完了 (2006年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2006年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2005年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2004年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード特別養護老人ホーム / ユニット型 / 新人ケアスタッフ / 適応過程 / 痴呆性高齢者 / 介護 / ユニットケア / 環境 / 介護福祉 / 福祉施設 / ケア / 統計 / タイムスタディ
研究概要

【目的】
特別養護老人ホームのケアスタッフの適応過程について、ユニット型と既存型の比較から検討した。既存型には見られないユニット型の特性として、新人と経験者の適応過程の違いが明らかになった。その結果をふまえて今回は、ユニット型特別養護老人ホーム2施設の新人の適応過程について分析し、ユニット型の新人ケアスタッフの特性を明らかにする。
【方法】
対象は、既存型とユニット型を持つそれぞれ同じ法人経営のA・B施設である。Aはユニット型7人、既存型6人の新人計13人、B施設はユニット型9人、既存型7人の新人16人であり、両施設ともに同じ質問紙にて調査を実施した。調査時期は、着任10日前(ユニット・既存同じ研修)とユニット開設後3カ月、9カ月に反復調査を実施した。質問項目は、(1)バーンアウト:MBI改訂田尾らの尺度17項目の推移で職場適応状況を(2)仕事魅力3項目で仕事の楽しさ等を(3)組織特性・仕事特性28項目は、上司のリーダーシップや職務上の歳領度(4)上司からのサポート(5)ストレッサー27項目である。
【結果】
ストレッサーは、A施設は利用者のコンフリクトが3カ月後、9カ月後ともにユニット型のほうが既存型よりも有意に高かった。B施設においても有意な差はなかったがユニット型のほうが既存型よりもたかかった。
ユニット型特別養護老人ホームの新人ケアスタッフの特性として、既存型よりも利用者との関わりにおけるストレッサーを多く感じており、ユニットリーダーや介護主任等上司のサポートの必要性が示唆された。また、個人的な達成感は、A・B施設ともにユニット型が高いという結果が示された。

報告書

(4件)
  • 2006 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2005 実績報告書
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて 2007 2006 2005

すべて 雑誌論文 (6件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 環境条件からみた特別養護老人ホームケアスタッフの職場内教育における課題2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木聖子
    • 雑誌名

      社会福祉学 48・1(印刷中)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 環境条件からみた特別養護老人ホームケアスタッフの職場内教育における課題 -ユニット型と既存型の比較から-2007

    • 著者名/発表者名
      鈴木, 聖子
    • 雑誌名

      社会福祉学 48・1(印刷中)

      ページ: 2-12

    • NAID

      110006279228

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ユニット型特別養護老人ホームにおける新人ケアスタッフの適応特性2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木聖子
    • 雑誌名

      老年社会科学 28・2

      ページ: 214-214

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2006 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] ユニット型特別養護老人ホームにおける新人ケアスタッフの適応特性2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木, 聖子
    • 雑誌名

      老年社会科学 28・2

      ページ: 214-214

    • 関連する報告書
      2006 実績報告書
  • [雑誌論文] ユニット型特別養護老人ホームにおけるケアスタッフの介護に関する研究2005

    • 著者名/発表者名
      鈴木聖子
    • 雑誌名

      老年社会科学 27・2

      ページ: 254-254

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] ユニット型特別養護老人ホームにおけるケアスタッフの適応過程2005

    • 著者名/発表者名
      鈴木聖子
    • 雑誌名

      老年社会科学 26・4

      ページ: 401-411

    • NAID

      40006629264

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] ICFをとりいれた介護過程の展開2007

    • 著者名/発表者名
      黒澤貞夫編著, 小櫃芳江, 鈴木聖子, 関根良子, 吉賀成子
    • 総ページ数
      108
    • 出版者
      建帛社
    • 関連する報告書
      2006 実績報告書

URL: 

公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi