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公立学校における学校スタッフの協働に関する研究-開かれた学校という視点から

研究課題

研究課題/領域番号 16530528
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教育学
研究機関日本女子大学

研究代表者

坂田 仰  日本女子大学, 家政学部, 助教授 (70287811)

研究分担者 黒川 雅子  日本女子大学, 家政学部, 学術研究員 (90339482)
大川 るみ  日本女子大学, 家政学部, 助手 (00339483)
研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
2005年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
2004年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード協働 / 学校スタッフ / 開かれた学校 / 司書教諭 / 学校栄養職員 / 養護教諭 / 開かれた学校づくり
研究概要

本研究は,現在進行中の教育改革において一つの柱を形成している「開かれた学校づくり」を基底に置き,教師,事務職員,学校栄養職員,学校図書館司書等の「学校スタッフ」について,その「協働」の在り方を現実の教育実践を視野に入れつつ再検討することを最終目標とする一連の研究の第一段階にあたる。本研究においては,特に,開かれた学校づくりを指向する際に当然の前提となる,教職員相互の共通理解の確立を出発点に定めた。そして,その現状を把握するために,大規模都市,中規模都市,小規模都市を,その地域性を考慮しつつ1都市ずつ選択し,質問紙法によって調査を実施した。その結果,主として以下の4点が明らかとなった。
1.教職員の協働の意識は,各教職員が「子どもたちの主体的な学習」「ボランティア教育」といった教育改革のキーワードを認識していることと正の相関関係がある。
2.学校図書館の運営をめぐる教職員の協働意識は,司書教諭との協働に関する意識が,他職種に対するそれと比較して圧倒的に低い。
3.学校給食に関しては,食育の必要性に対する社会認識の高まりを反映し,学校栄養職員との協働を進めるべきであるとする教職員が多いという結果となった。だがその一方で,現実問題としては協働の取組があまりなされていない。
4.子どもの健康問題の対応については,養護教諭との協働について必要性を感じている教職員が多い。しかしながら,現実の協働は,個人的対応にとどまっており,システマティックな協働の域には達していない。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (8件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] 学校評価再考2006

    • 著者名/発表者名
      坂田 仰
    • 雑誌名

      学校事務 57・4

      ページ: 52-57

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] School Evaluation2006

    • 著者名/発表者名
      Takashi Sakata
    • 雑誌名

      Clerical Officer vol.57-4

      ページ: 52-57

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 「学校評価」再考-信頼される学校づくりに向けて-2006

    • 著者名/発表者名
      坂田 仰
    • 雑誌名

      学校事務 57・4

      ページ: 52-57

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 地方交付税による「学校図書館図書整備費」の動向2005

    • 著者名/発表者名
      黒川 雅子
    • 雑誌名

      教育制度学研究 12

      ページ: 247-252

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Trend of maintenance expense by local taxes for Books in School Library2005

    • 著者名/発表者名
      Masako Kurokawa
    • 雑誌名

      JOURNAL of THE JAPAN SOCIETY FOR EDUCATIONAL SYSTEM AND ORGANIZATION No12

      ページ: 247-252

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 学校の説明責任と名誉毀損-アレルギー疾患を理由とする「卒業を祝う会」の中止をめぐって-2005

    • 著者名/発表者名
      坂田 仰
    • 雑誌名

      月刊高校教育 38・11

      ページ: 80-83

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 地方交付税による「学校図書館図書整備費」の動向-措置状況と問題点-2005

    • 著者名/発表者名
      黒川雅子
    • 雑誌名

      教育制度学研究 12

      ページ: 247-252

    • NAID

      130007835387

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 理科授業中の実験事故に対する責任の範囲2005

    • 著者名/発表者名
      黒川雅子
    • 雑誌名

      月刊高校教育 38・15

      ページ: 88-91

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [図書] スクール・リーガルマインド2006

    • 著者名/発表者名
      坂田 仰
    • 総ページ数
      207
    • 出版者
      学事出版
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書 2005 研究成果報告書概要
  • [図書] Legal mind for leader of school2006

    • 著者名/発表者名
      Takashi Sakata
    • 出版者
      Gakuji Press
    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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