研究課題/領域番号 |
16530553
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育社会学
|
研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
北澤 毅 立教大学, 文学部, 教授 (10224958)
|
研究分担者 |
近藤 弘 立教大学, 学校・社会教育講座, 教授 (90162114)
佐々木 一也 立教大学, 文学部, 教授 (70215713)
有本 真紀 (小山 真紀) 立教大学, 文学部, 教授 (10251597)
|
研究期間 (年度) |
2004 – 2006
|
研究課題ステータス |
完了 (2006年度)
|
配分額 *注記 |
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2006年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2005年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2004年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 感情 / 社会化 / 泣き / 文化 / 感情の社会化 / 感情の文化性 / 情操教育 / 唱歌 |
研究概要 |
本共同研究におけるテーマは、感情をめぐって、(1)発達・社会化、(2)文化的規範、(3)人間関係(解釈学の視点から)、(4)情操教育(音楽教育の歴史と現状)の観点に大別される。これらの観点から3年間研究を重ね、上記(1)〜(4)までの観点を、主に(a)理論的検討、(b)相互行為における子どもの泣き、(c)記憶と涙、(d)ジェンダーと涙という研究課題へと展開させた。その成果として研究協力者の協力を得つつ、下記構成のもとで報告書を執筆した。以下の成果が本研究のまとめとなる。 第1部 問題設定と理論枠組 第1章 本研究のねらい-「文化」概念に着目して- 第2章 感情概念の捉え方の変遷-その社会性に着目して- 第2部 相互行為における子どもの泣き 第3章 発達という文化-保育実践における泣きの記述に着目して- 第4章 園児間トラブルにおける保育士のワーク-<泣き>への対応に着目して- 第5章 児童のく泣き>を巡るトラブルの構成-遊び場のフィールドワークから- 第6章 「涙」をめぐる定義活動及び修復活動の開始と園児の「泣き」-「泣き始めること」と「泣き続けること」の相互行為分析- 第3部 制度化された涙 3-1.記憶と涙 第7章 卒業式の唱歌-共同記憶のための聖なる歌- 第8章 制度化された場面の感情喚起力-テレビドラマの分析を通して- 3-2.ジェンダーと涙 第9章 表象としての涙とジェンダー-絵本の表現技法の分析を通して- 第10章 涙・泣きに関するジェンダー言説の分析 補論関係性としての涙-哲学的考察-
|