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発展的な学習における「質量評価モデル」の有効性の検証-「探究する学習者育成」

研究課題

研究課題/領域番号 16530569
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 教科教育学
研究機関東京農工大学

研究代表者

平山 満義  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (20110637)

研究期間 (年度) 2004 – 2005
研究課題ステータス 完了 (2005年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2005年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2004年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード発展的な学習 / 質量評価モデル / 学力モデル / 総合的な学習 / 英才教育 / e-Learning / 基礎学力
研究概要

1)昨年に引き続き、児童の学習における「新評価モデル」を提唱し、その「評価シート」の検証を行った。平成16年度はこれを「総合的な学習」を事例とし、その検証結果を論文として報告したが、本年度は、広島県や岡山県そして愛知県などの先進例を比較考証し、発展的な学習の評価方法を参照し、評価研究を行った。さらに、この研究課題の学問的基礎となる、欧米の質的研究の最新の動向を探る原著を訳書として著した。
2)長い歴史を持つ受験教育のもとでわが国の教師は、基礎学力(知識・理解・技能レベル)を身につけるためのノウハウをたくさん蓄積しているが、一定水準に達した児童生徒の学力をさらに伸ばす創造力とか思考力、問題解決力といった諸力を伸ばすノウハウは、ほとんど持ってないことが「聞き取り調査」で分かった。その対応として、教材の指導枠を学習指導要領から外すのが精一杯ということも新たにわかった。
3)今回の海外出張では、発展的な学習の一方向である、e-Learningの現状を探った。これを実現するシステム技術関係ではその要件を満たしているが、何を目的にどのような内容をどのような様式で設計するかについての定見が未知であり、これがこれを実現するボトルネックとなっていることが予見された。わが国では次の学習指導要領で「学力向上」を命題としようとしているが、この現実を直視したときこれをどう考えるべきか、発展的な学習」の新たなる再定義が問われることになった。

報告書

(3件)
  • 2005 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 2004 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] わが国の大学におけるe-Learningの現状と課題2006

    • 著者名/発表者名
      平山満義
    • 雑誌名

      教育方法学研究(筑波大学教育学系教育方法研究会) 15集

      ページ: 43-56

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] Current Status and Tasks on e-Learning in Japan.2006

    • 著者名/発表者名
      Mitsuyohi.HIRAYAMA
    • 雑誌名

      Journal of Teaching Methods in Japan vol.15

      ページ: 43-56

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      2005 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] わが国の大学におけるe-Learningの現状と課題2006

    • 著者名/発表者名
      平山満義
    • 雑誌名

      筑波大学教育学系教育方法研究会「教育方法学研究」 15集

      ページ: 43-56

    • 関連する報告書
      2005 実績報告書
  • [雑誌論文] 「評価シート」の信頼性と適応範囲の検討-「評価シート」を用いた総合学習の効果研究を例にして-2005

    • 著者名/発表者名
      平山満義, 仲久徳
    • 雑誌名

      東京農工大学紀要「人間と社会」 第15号

      ページ: 79-96

    • 関連する報告書
      2004 実績報告書
  • [図書] 質的研究ハンドブック 第2巻 「質的研究の設計と戦略」(N.K.Denzin)2006

    • 著者名/発表者名
      平山満義 監訳
    • 総ページ数
      327
    • 出版者
      北大路書房
    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      2005 実績報告書 2005 研究成果報告書概要

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公開日: 2004-04-01   更新日: 2016-04-21  

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